以前出された雑誌「小説b-Boy」にB-PRINCE文庫から出る作品のSSを集めた小冊子が付いてたのですが、そちらでSSを読んで気になっていた作品をようやく読みました。


  ナルシストでちょっとおバカな高校生・斉賀。自分よりも恰好イイ

  下級生・夏木の存在を知り偵察に向かうが、その顔を見る前に

  階段から転げ落ちてしまう。助けてくれたのは、王子様のように

  綺麗でキラキラきらめく笑顔の持ち主……こ、これが夏木!?

  優しく指が触れる感触さえイイと感じて、動悸息切れ眩暈に襲われ、

  眩い笑顔に見惚れてしまうばかり、愛しいなんて思ってしまった。

  これってまさか……恋!? 書き下ろしつきドキドキ


↑背表紙あらすじより↑


ちょいとおバカで喜怒哀楽が激しい斉賀が、自分より恰好イイと噂の男・夏木を憎々しく思っていたはずなのに好きになってしまう!! 夏木の言動に一喜一憂(いや、憂は何倍もあります……)する姿に「恋ってこうだなぁ」としみじみ。

で、夏木を落とそうと斉賀が頑張ります! そこがすごくいいんですよ~。恋をゲットするためにガムシャラになる高校生君の姿、お楽しみ下さい!


さて、この本には3作収められています。

表題作で力技を見せた斉賀ですが、人にモテすぎた悪影響でイマイチ普通のコミュニケーションが取れないニブニブ夏木の自分に対する想いの軽さにだんだん辛くなり……というのが2作目。

3作目は短いお話で、夏木視点で描かれています。


読みどころは前にも書いたとおり頑張ってる斉賀の健気なところと、ニブちん夏木の言動でしょうか。

夏木が天然でニブで、読んでいるコチラもイラララ~とするほどですが、その後成長(?)著しい。情緒未発達くんが斉賀への気持ちを理解するために頑張る様が甘くて良いですよ~。


で、雑誌についてた小冊子には3作目の後の2人の様子が斉賀視点で描かれています。

困ったちゃんの言動に戸惑いながらも嬉しそうな斉賀に、「頑張って良かったねぇ」となでなでしたくなっちゃいます。

この雑誌、5月号なので店頭では買えませんが、「b-boy web」のショッピングからは買えるようです。

気になる方は是非~。




それは罪なアナタのせい (B-PRINCE文庫 は 1-1)/萩野 シロ
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