英国貴族ものです~。
ゴージャスでロマンチックなお話好きな方にお勧めですよ!


  重要な契約のために英国に赴いた桐原物産御曹司の桐原悠は、

  取引先である伯爵家の当主・アレクシスから、「取引がしたいなら

  縁談を破談にするために恋人の振りをするように」と命じられる。

  豪奢な屋敷に連れられて、連日アレクシスから恋の手ほどきを

  受けるが、恋愛に疎い悠は不慣れな経験に戸惑うばかり。

  縁談相手の良家の子女を前に恋人らしく装うという演技も、緊張に

  震えてうまくできない悠に、アレクシスは「君にはレッスンが必要だ」

  と一晩を共にするように求めてきて……!?


↑背表紙あらすじより↑


……今初めてきちんと背表紙のあらすじを読みました。

ううう~ん、ちょっと違う気が~。

特に後半、お嬢様を前に演技がうまくできなくて「君にはレッスンが必要だ」というあたり。

悠は、真剣にアレクシスが好きなお嬢様を騙すことが心苦しくなって演技をやめたいと言い、それに怒ったアレクシスが……という展開です。

時たまルビー文庫さんはあらすじに「ん?」と思うことがあるのは私だけ?


さて、内容。

悠は前作「密約は淫らに甘く」の主人公・忍の弟で、会社の創業一族のお坊ちゃまですが、品は良くても特にお金持ちって感じではありません。いたって普通の男の子(という歳でもないですが)で、大好きな兄や会社のために何とかアレクシスの会社と契約したいと思って頑張っています。

アレクシスはホテルやデパートを経営する実業家で、伯爵様。

意に染まらない結婚話を断るため、契約がしたければ悠に恋人のふりをしてほしいと取引を持ちかけます。

恋人のふり、ではありますが、アレクシスの家やデートでのアレクシスのエスコートはすごく優しくて紳士的。ステキですよ~。

恋人らしくふるまえるように、不慣れな悠にレッスンをするところもドキドキです。

そんなときめくシーンとあわせて、

アレクシスの結婚話はどうなるの?

恋人のふりをしている二人はどうなるの?

悠は契約を結ぶことができるの?

なんて読みどころが満載です。


また、前作の主人公の忍や高嶺も登場するところも、リンク作品が好きな私としては嬉しいところ。

ちなみに本作は前作のその後のお話となっています。できれば前のを読んでいた方が良い気もしますが、読んでなくてもとりあえずオッケーです。

が、兄弟のタイプが違うのが楽しいので、両方是非どうぞ!


今作登場の新キャラもなかなかグー。

美形な弁護士さんや執事さんなどが登場します。この執事さんのキャラ、お気に入りです。


ゴージャス攻もの、可愛い受もの、仕事ものとかがお好きな方におススメです~。


誓約は密やかに甘く (角川ルビー文庫 119-2)/藤森 ちひろ
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