……やられました。
画像クリックの結果を見るのが楽しみな私。
なのに、この作品、正式な発売日は今日なのに、アマゾンさんで新品が品切れ→画像が出ない。
くそぉ、失敗~。
でも、とりあえず感想アップしときます。後日画像が出たら記事に添付ってことで。
画像が出ました! クリック集計しますので、気になった方は↓↓↓をどうぞ!
「貴族でも、そうじゃなくても、あなたはあなたでしょう?」
父親の命令で、遠い異国へとやってきた玲一郎。貧乏のあまり、自分を
売りに出した侯爵・アロウが所蔵する絵画が目的だ。彼を求めて大富豪が
集まるなか、唯一庶民の玲一郎はなんとか侯爵に近づこうとする。
その超絶美貌にも揺らがなかった玲一郎だが、彼の人柄に触れるうちに、
なぜだか心から笑う顔が見たくなり――。
榎田流ノーブル・ロマンス
オール書き下ろし!!
↑背表紙あらすじより↑
ちょっとネタばれあり。ご注意くださいませ。
とにかく楽しい作品です~。
貧乏すぎて屋敷や森などを維持することが難しくなった侯爵様、「自分との愛ある生活を1年間買いませんか」と大富豪たちに持ちかけます。
苦しい生活なはずなのですが、榎田先生の軽やかでコミカルな表現が暗さを全然感じさせません。
そんな侯爵との1年間の生活を買うために集まった多くの人の中から、とある試験を行い、数人を選ぶ → 屋敷で一緒に一週間を過ごし、最終的に誰と一年間を過ごすか決めるのですが、数人を選ぶときの試験からして楽しいのです。
大富豪さんたちに課せられた試練はいったい? 読みどころです。
その後、選ばれた人たちは侯爵の家に招かれるのですが、そこでの貧乏生活がこれまた笑えます。
「侯爵家での生活」というイメージを見事に壊されます。
お客なのに、あんなことされられたり、こんなことさせらたり。
大富豪さんたちは初めての経験に戸惑いまくりですが、ここに一人庶民が混じってて、彼は困惑しながらもすご~く役に立っちゃいます。それが玲一郎です。
あ、ちなみに、この作品は玲一郎視点で描かれます。
侯爵が所有している絵をどうしても欲しい玲一郎の父、玲一郎に「これをきっかけに、お近づきになって絵をゲット!」と命令します。ノーマルな玲一郎は嫌がりますが、父からとある条件を提示され、承諾します。
それは……昇給。
そう、玲一郎は何よりもお金大好き人間なのです。そのお金大好きっぷりがこれまた笑えます。父との昇給交渉がツボでした。
そして、一番好きな顔は「○○○○」が私的に大ヒットでした。
そんな彼ですので、侯爵の美貌にも目をくらませることもなく、絵をゲットすべく機会を狙いますが、侯爵の人間性に触れるうちに、だんだん侯爵が可愛く思えてきて……と、ラブ面もばっちり。お笑いだけじゃありませんよ~。
いずれ誰かの愛人となる侯爵に対し、苦しむ玲一郎の恋やいかに? ってところが一番の読みどころです。
好きという気持ちがどんどん深くなっていく様に心動かされました。良いですよ~。
侯爵は綺麗ですごく紳士的で人に優しい、すごく素敵な人ですが、ただ「いい人」ってだけじゃなく、心の中に苦しみもあって……徐々に分かるそんなところも作品に深みを与えています。
そんな彼へ投げかける玲一郎の言葉がどれも良いです。
彼の言葉が、侯爵の心をどんどん解き放っていく――そこに愛を感じます。
この作品のテーマの一つに「お金で愛は買えるのか?」というのがあるのですが、愛はこういう関係から生まれるんですよね。
愛もたっぷり、笑いもたっぷり、気になる方は是非どうぞ!
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