木下けい子先生の新刊が続けて出て、ファンとしては嬉しい限りです。


  創幻堂出版に勤める編集者・六車君の担当は我が儘で気まぐれで、

  だけど才能溢れるミステリ作家の由利京一郎だ。

  真夏に焼き芋を、真冬に西瓜を所望されても、たとえいきなり刀を

  突きつけられても、尊敬する由利先生の作品のためならと

  今日も今日とて奮闘する六車君だったが、戀にはとんと奥手で……・

  純情可憐な六車君と気難し屋の由利先生の波乱万丈な日々の物語。


↑背表紙あらすじより↑


時代は昭和、戦争が終わった少し後のお話です。木下先生の優しい絵柄、ちょいレトロな時代とすごくマッチしています。良いですよ~。

ミステリ作家の由利先生、気になる子を苛める小学生のような面があり、田舎育ちで純な六車君を↑のあらすじどおりにからかいまくってます。

時に「○○を食べないと作品が書けない」、またある時は「作品のイメージをつかむために○○して」。

先生曰く、「楽しい」「面白い玩具」だそうです。確かにからかってもすべて真に受ける六車君、すごく可愛くて、私も側にいたらおもちゃにしてます。

手のかかる我が儘先生の世話を焼く六車君が、どんどん先生の嫁のような感じになっていきます。意地悪だけど、自分を必要としてくれる……と、先生に上手く丸め込まれているところがツボでした。

そして、由利先生の六車君に対する独占欲がこれまた私のツボをついてくれました。

また、先生の和服姿もツボ~。和服着た男性っていいですよね!

六車君のスーツ姿、それも背広脱いだらサスペンダーってのもグーです。


レトロな時代好き、和服好き、我が儘な作家とそれに振り回される編集者カップル好き、天然受好きな方はぜひ~。

  

由利先生は今日も上機嫌 (ミリオンコミックス 84 Hertz Series 39)/木下 けい子
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