待ってましたの新刊です。こちら、「恋と服従のエクセトラ」、「嘘と沈黙のリボルバー」に続く第3作目、シリーズ名は……何なんですかね。


  吸血鬼や狼男などの魔族が集う聖グロリア学園に通う森咲日夏。

  魔女と人間の血を引く日夏は、一族の掟により、狼男と魔女の

  ハーフである吉嶺一尉と婚約した。婚約披露を兼ねたパーティーが

  近づく中、二度と会えないと思っていた日夏の父・惣輔が突然

  現れる。同性との婚約を反対された日夏は、婚約を許してもらうため、

  二週間、一尉に触れずにいることを父と約束する。一尉に触れたいのに

  触れられないもどかしさに苦しむ日夏は……。


↑背表紙あらすじより↑


うーん、満足。

何がって、不足を感じることがないんですよ、読み終わって。

ラブ面もばっちり、それ以外の事件面のネタもバッチリで。


まず、ラブ面。

前作まではお互い相手の気持ちに不安を抱いていて、ギクシャクする面がありましたが、今作はそれを乗り越え、二人がより愛と信頼を深めた感じです。日夏の父に与えられた試練を2人で乗り越えてゆく、その決意と、触れられないことで相手への想いを再認識するところがたまりません。

なにより、日夏が一尉を思いやる気持ちが強くなっている点が良いです~。


そして、事件面。

父が出してきた条件がクリアできるか、それを阻むものは何か。そういうドキドキもあるのですが、あらすじにはないキャラの登場が事件を大きくしています。

このキャラがいいんですよ~。ルイというのですが、こいつがすご~く私のお気に。

最初はちょいやなヤツなのですが、どんどんどんどん可愛くなってゆく~。ルイと日夏の関係がこれまたツボでした。

そして、毎度ながら感心する小道具や登場キャラのそれぞれの魔力を上手く使い切っている桐嶋先生の手腕に脱帽です。

一尉は最強の能力を持っているのだと思いきや意外な弱点があることとか、日夏の能力があんなところで役に立ったりこんな弱点があったりと、「あー、びっくり。でもすごく納得~」の連発でした。

また、日夏の父は日夏のことを覚えていないはずなのに、なぜ日夏の元に現れたのか。こちらも納得。で、それならなんで……と読みながら思っていた謎→それなら日夏にも何らかの手立てが加えられたのではないか←も納得。すごく納得。

もう、いたるところで納得の嵐なのです。ブラヴォーです。


そして、ハートウォーミングな場面もばっちり。

父とのこと、一尉とのことでホロリホロリとさせられました。泣いちゃいました。


と、私的には5つ星つけます! このシリーズ。

なので、とりあえず細かいネタばれ満載な感想は明日にして、おススメ~な気持ち満載記事をアップしときます。感想を書くのに再読していたら遅くなってしまったので。朝、感想書くぞ宣言したのを思い出したので。スミマセン、明日早いもので。感想まで書ききれませんでした。

またっ、また明日~。明日こそは~。


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