何か感想を書きたいけど、新刊はない。
本棚をむむむ~んと唸りながら眺め、以前BLジャンル別で取り上げたけど、あまり感想を書いてなくて欲求不満な作品を取り上げようと思い付き、今日はこれを。


  出版社のパーティーで出会った、少女マンガ家のリツと

  ハードボイルド作家の久々野。初対面は最悪、再会も超バッド・

  シチュエーション――なじり合って罵り合って、お互いの印象は

  ドン底だった二人だが、そんな彼らに突然コラボ企画が

  持ち上がった。

  「よりによって作風正反対なおれ達が共同作業だなんて無理

  無理無理」と、かたくなに断ろうとしたリツだが……。

  

↑背表紙あらすじより↑


ちょいネタばれあり。ご注意を!


マンガ家シリーズ第二弾作品。このシリーズは4作出ていて、主人公は別です。

どの作品も好きなのですが、この作品の受がお気に入りです。

気が強い受!なのですよ。

控え目さんも好きですが、気が強い受も大好物~ドキドキ

で、お相手の久々野も傲慢で気が強い男。リツとは気が合わないっていうか、あまりに出会いが最悪で、お互い顔を合わすと言い合いにしかならない。

久々野に言い返すセリフとか、久々野が気にとあるイタズラ(嫌がらせ)を企てたりとかがツボでした。

そして、気が強いだけでなく、すごくリリカルな面もあるところも良いです~。すごく切なくなるような描写もあったり。

そういう面を生み出した生い立ちや、リツの元担当で友人である男との絡みとか、予想外な展開を見せられ、読み応えがありました。


で、ラブ面。

ドン底な関係から、お互いの意外な面を知ることでどんどん縮まっていく二人の距離ってところが読みどころですよね。リツがフーフー言ってる猫みたいだったのに、久々野に心許しちゃうところが好きです~。

で、久々野もただ嫌なヤツでなく、リツの内面をしっかり見ている大人な態度がステキです。口説くシーンが微妙に笑えるところもいいです!

最後のエピローグが久々野視点になるのも良かったです。攻視点好きのツボを見事についてくれました。


榎田先生のマンガ家シリーズ、受のタイプがすごく違うので、好み受のタイプで好きな作品が分かれるでしょうねぇ。

変人好きな私としては、「吸血鬼」と「きみがいなけりゃ」も好きなのですが。う~ん、「愛売る」も……って、全部じゃん!

節操無しですね、私。

画像クリックができるなら、どの作品が好きかとかアンケートしたいところですが。残念。


あ、この作品を読んでちょっとびっくりしたのが、男女のHシーンが出てくるところでしょうか。意外とないですよねぇ。

と、BLには珍しい面もあるお話、マンガ家や小説家が出てくるお話好き、気が強い受好き、大人攻好きな方におススメです~。


あ、ちょい追記。

この本読んでるとどうしようもなくプッチンプリンが食べたくなりますよ~。プッチン!ってしたくなる~。今現在したくて仕方ありません。濃厚なプリンもいいけど、あっさりプリンもたま~に食べたくなりますよねぇ。


再び追記。

男女のHシーンが出てくるBL、ありました。「月はむらくも、恋嵐」にもありました。

あと、未確認ですが、崎谷先生の作品にもあったような。「勘弁してくれ」に。違ったかな~?




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