- ……私、ファンタジーとか読まない人だったのに。人外って好きじゃなかったはずなのに。
- 全然オッケー!!なキャパ大きな人になったのは、BLのお陰です。
- ということで、昨日読んだ人外な作品が気に入ったのでご紹介。
- 今回はなんと座敷童子です~。
売れない漫画家の団は、超格安の古ぼけた一軒家に引っ越したが、
その家には不思議な先住者がいた!
移り住んだ初日の真夜中、自分を座敷童子だという着物姿の
男の子が現れ、なんとふたりは同居生活を送ることに。
そして、人間とともに暮らしはじめた座敷童子の空は、だんだん
性に目覚めてしまって――!?
↑背表紙あらすじより↑
若月先生、最近のお気に入りです。
今回はテンションが高くない笑いがツボ。「ゴーマン・ワガママ魔王サマ!?」のようなテンション高いお話もいいけど、「花嫁は十七歳」のようなたんたんとしたお話も好き~。
今作で何よりもツボだったのは、座敷童子の空の可愛さ! 自分のことが見えて話までできる人間に初めてあった空、団との生活の中には好奇心を刺激されることが満載で、控え目ながらいつもワクワクドキドキしている様が、ものすご~くキュートなのです。甥っ子とか姪っ子を愛でる視点で読み進めちゃいました。「う~ん、良かったねぇ」ってほのぼのしちゃいますよ。
そんな空をフツーに受け入れ、共に生活を始める団も好み。貧乏で節約家なしっかり者。普通っぽさが良いです。あ、座敷童子を受け入れられるって点で少し変ですかね。
あまり売れてないため、貧乏な漫画家さんなのですが、空の存在が功を奏して、描く漫画が売れ始め……。修羅場で壊れていく様が職業もの好きな私にはツボ!
なによりもツボなのは、二人の生活の様子がじっくり書かれている点でしょうか。同居ものって大好きなんですよ、私。二人の生活が自然になっていく様子を読んでほのぼのしちゃいました。
団視点で描かれているこの作品、甥っ子を可愛がるような「好き」からどういう風に二人は……と楽しみながら読み進められました。
この本には表題作以外にもう1作収められていて、団の家に同居人……ワンコが増えて編です。
こちらのお話も可愛い~。ワンコ好きには堪らない~。
だんだん人間臭くなっていく空が読みどころな、ほのぼの物語です。派手な展開がお好みの方はちょっと……かもしれませんが、ほのぼの好きな方にはおススメ。是非~。
あ、イラスト担当が佐々成美先生なのですが、二人がお風呂にのんびり浸かっているイラストがいいです~。こんなに色気がないお風呂シーン、BLでは珍しい。ほのぼのイラストもおススメです。
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