- 発掘しました~。とんでもないところに埋まってました~。ようやく感想が書けます。
恋い焦がれる男を独占したい時、透流は白檀を焚く。それは甘く、
けれど自分の記憶しか残らない、一方通行な愛の儀式の始まり――。
1歳年下の幼なじみの瀧丘は、白檀の匂いを嗅ぐと気を失って酩酊状態に
陥る。そしてその間の記憶を全てなくしてしまうのだ。
高校生のときにその事を知った透流は、激しい嫉妬に駆られる度、
白檀を使って瀧丘を手に入れてきた。酩酊状態の瀧丘は、透流を激しく
求め、透流は一時の安心と抗いようのない快楽を得る。それは互いが
社会人になった今も続いていて……。
↑背表紙あらすじより↑
う~ん、耽美な空気が流れまくりなあらすじですね~。
主人公の透流は老舗のお香専門店の次男で、嗅覚には定評ありのクールビューティーさん。あまり人付き合いが得意な方でなく(というか、人にあまり関心がない)、唯一身近に侍らせているのが幼なじみの瀧丘です。
この瀧丘、理想的な年下ワンコです。忠犬タイプっていうか、ひたすら透流を慕ってくる真っ直ぐな青年。
……なはずでしたが、実は結構頭の働くワンコで……。
透流が瀧丘を独占したいと思うのと同じくらい、いや、それ以上にご主人様を独り占めしたくていろいろと……。このキャラが読みどころのひとつでしょうか。
健気なワンコが透流にラブ~
なところが満載で、甘~いです。
マメで尽くしまくってくれる、そして嫉妬深い年下くんがお好きな方、是非
また、透流ってクールビューティーで仕事もできる男ですが、あまり周囲の人と深く付き合っていないせいか、ちょいとトボけたところも。そんなところが可愛い和風な美形さんです。あ、仕事着が和服ってところもステキです!
あ、透流の兄も良いキャラですよ~。「お兄ちゃんは全部お見通し~」って感じが! ほんわかした、けれども実はキレ者っていうところが好みです……が既婚者。残念。
あと、瀧丘の上司も出てきて、二人の関係をかき混ぜてくれます。
この本には表題作と、「蜜約」という30Pくらいのその後のお話も入ってます。
ジェラシーワンコが楽しいお話です。年下くんの必死さ、それを上手くあしらっちゃう年上さんの関係がツボでした。
ワンコ年下攻もの、クールビューティー受、幼なじみの恋、仕事もの、和テイストなお話がお好きな方におススメ! 是非~。
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