初読み作家さんです。
ネットであらすじをチェックしたら、傲慢な小説家とホテルのコンシェルジュ
という気になるカップリングだったのでゲットしてみました。


  コンシェルジュとして働く篝 貢継(かがり みつぐ)のホテルに、

  憧れていた人気小説家がVIP客として滞在することに。

  しかしそこへ現れたのは兄の友人で昔、貢継を散々苛めた

  古谷有司だった。以前と変わらない意地の悪さや我が儘、その上

  VIP客であることを振りかざしどんどんエスカレートしていく古谷の

  自分勝手な命令。

  ところが何とかして担当を外れようとした途端「俺の専属になるなら

  小説の続きを書く」なんてファン心理を見透かしたような脅しと共に

  身体を求められ!? 

  傲慢小説家×勝ち気なコンシェルジュの淫らな密室ラブ・バトル!


↑背表紙あらすじより↑ 

 篝って漢字、出てこなかったのでちょい違います。スミマセン。


あらすじを読んでいて、「昔いじめられた兄の友人」って……

来月ルビー文庫から出るとある作品とちょい似てますね。

苛めっ子攻ってやっぱりBLには欠かせないのでしょうかね。


さて、舞台は私の大好きなホテル~。ラグジュアリホテル~。

ホテルもの好きな方、注目ですよ~。

貢継は人に尽くすのが好き~という、コンシェルジュになるべくして

なったような青年です。が、日本人はコンシェルジュにあまり慣れて

いないせいか、あまり自分がお客様に貢献できていないことに

ちょっぴり落ち込み気味。

そんな中、それを吹き飛ばすくらい我が儘の限りを尽くす暴君・古谷が

新作執筆のためにホテルを訪れます。

彼がホテルに泊まるのは1カ月。

その間、部屋付きのバトラーやメイドではなく、コンシェルジュである

貢継に様々な依頼をしてきて……。

「お客様の要望に応えねば!」という職業意識と、昔と変わらず

意地悪をする古谷への怒りで貢継の心は揺れっぱなしです。

そんな意地悪するなんてお前は子供か!と思わず突っ込んじゃうオレ様っぷり。

そんなオレ様っぷりも可愛く思えるシーンもあるんですよ~。

そのシーンがお気に入りです。

ま、ある意味人に尽くし、その人が喜んでくれることに幸せを感じる

貢継と、人にしてもらうことに慣れているお金持ちな家庭に育った

古谷はすごくぴったりなカップリングですね。


仕事のことで悩む貢継に、普段はオレ様全開な古谷が気を配ったり

アドバイスしたり。すごく真摯に小説に向き合う姿も描かれて、

ただ暴君なだけでない古谷の姿がどんどん分かってきて、

それに伴い貢継の彼への気持ちも変わってきて……。

仕事ものとしても、ラブ面もたっぷり描かれた作品で満足です。


とにかく、子供っぽいところもあるけれどエロい大人なオレ様がお気に入りドキドキ

こういうタイプがお好きな方は是非~。

あ、ホテルものがお好きな方も!


小説家は我が儘につき (角川ルビー文庫 118-1)/秀 香穂里
¥540
Amazon.co.jp