- トムさんにご紹介いただいて読み始めたこのシリーズ。
- 私がフジミ好きで仕事もの好きということで、好きなのでは?と勧めてくださいました。
- ありがとうございます~。
- 読んでみて好きなタイプのお話でした~。
警視庁勤務の立花美晴は、クールな美貌の凄腕SP。
政府高官や来日VIPの身辺警護が仕事だ。
今回の美晴の任務は、アラブの王族の青年外相の護衛。
同時に、新人SPの教育係も任されてしまう。
ところがその自信過剰な年下の男・西條剛志は、なんと元恋人の弟
だった!! 精悍な顔立ちも仕草も、別れた男によく似た剛志に、
美晴は一目惚れされて!?
恋と任務のデッドヒートLOVE。
↑背表紙あらすじより↑
立花美晴は、準キャリアの警部で、上にあるSP以外にも任務があって、
SAT(警視庁特殊急襲部隊)の幹部隊員も兼ねる、容姿端麗で
頭脳明晰な男です。
ものすごく優秀なSPで、その冷静さにクラクラしますよ~。
ドラマで「SP」という職業が取り上げられましたが(私は観ませんでしたが)
この職業に興味を持たれた方は是非~。
VIPを身をもって護るその仕事に対するプロフェッショナルな態度に
メロメロになること請け合いです。
そんなクール・ビューティーな美晴に惚れるのが西條です。
顔もガタイもいい男ですが、ちょっと自信過剰。
美晴に惚れますが、美晴には彼の兄と以前付き合っていて、フラれた
辛い思い出がある。よって、プライドの高い美晴は因縁の男の弟なんて
アウト・オプ・眼中。
おまけに、西條は今まで男女ともにモテてきて、自分から言い寄ったりするような恋をしたことがない。
上手く自分をコントロールすることもできずに突っ走り、美晴を怒らせまくります。
普通のBLでは最初の巻でくっつきそうなものですが、美晴は西條の兄との
恋愛に懲り、恋人を作ることはせずにセックスフレンドで欲求不満を
解消すればいいという考えの持ち主。
そんな美晴を西條は振り向かせることができるのか?というのが
読みどころでしょうか。
ただ、西條の恋の道程は険しい。
もっと美晴の近くに行きたいと、過酷なSATの隊員試験に臨んだり、
SP・SATの命懸けの仕事をこなしたり、恋敵に立ち向かったりと
本当にいろんな経験をしながら、美晴に似合う男に成長していきます。
最初の頃は読んでいてムカつくところもある男が、ここまで素敵な男に
成長したのか~と、最終巻まで読んで嬉しくなりました。
美晴の方は、仕事では冷静沈着なカリスマSPなのですが、
実はすごく繊細な部分もあって、以前の恋に傷ついた心を少しずつ
癒していきます。その過程も読みどころですね。
二人がくっつくまではちょっと焦れちゃいますが、仕事ものとして
楽しみ、くっついてからは仕事ものとしてはもちろん、
ツンデレさまと、ちょいヘタレでワンコ攻くんの素敵な恋バナとしてフルに
楽しみました。H慣れしていたはずの西條が、美晴との行為の時は
感情が高ぶりまくるせいか、または美晴の技が素晴らしすぎるせいか、
メロメロ~になるのが楽しいです!
さて、この作品、職業柄いろんな事件に巻き込まれます。
アラブのアッジール王の護衛から始まり、アッジールと微妙な関係と
なった美晴が特命外交官となって彼の護衛をするために彼の国に行って
ひどい目にあったり、女性外相の護衛時の事件、新人SPの教育係と
なってのすったもんだ、外相に対する暗殺予告がきてそれが大事件に
発展したり……。
とにかく事件には事欠きません。
スリリングなお話を読みたい方におススメです。
あ、SATとしての活動もありますしね。
SATについてのことに関しては、以前興味があって調べたのですが、
この作品はちょっと「ん?」ということがあります。しかし、SATの内情って
あまり公表されてないようですし、作品が書かれ始められた当初は
ほとんど情報が入ってきていないはずなので、そこの点は大目に見て。
あ、SATとは少し違いますが、SITを取り扱ったドラマ「交渉人」も
始まりましたし、こういう職業が気になる方は是非!
ちなみに、このシリーズ、「要人警護」「特命外交官」「駆け引きのルール」
「シークレット・ダンジョン」「暗殺予告」「日陰の英雄たち」という順です。
順序どおり読んでくださいね~。
かなりドキドキしながら、時に眉を顰めながら、でも楽しく読めました。
最終巻は圧巻です。自分の身を投げ捨てでも職務を全うする男たちの
姿に感動です。男同士が信頼しあった仲間になっていくところが
素敵なお話です。あ、女の人もいたか。
トムさん、ありがとうございました~。
あんまりうまく感想が書けないのがちょっと残念ですが、語り始めたら
キリがなくなってしまうので。また折を見て感想補強をしようと思います。
今回はひとまずこれにて!
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