- 今日の画像総クリック数の発表で高順位に入った水瀬先生。
- かなり好きなんですよ~。
- この作品も大好きでジャンル別では取り上げていたのですが、
- もっと詳しく感想が書きたかった……ということで、新作感想なども
- ないこの時期に再度ピックアップ!
初雪が降りそうな寒い日。軽井沢にある堂ケ島家の別荘管理を
手伝う叶は、堂ケ島家の三男・叡知に想いを巡らせていた。
初めて会った時は小学生だった叡知も今では大学生になり、
モデルとして華々しい活躍をしている。
その叡知以外には使われたことのなかった別荘に突然
現れ、撮影を別荘ですることになったと告げた。その間の世話を
命じられた叶だが、思いがけない事件が起き、代理モデルをする
ことになってしまい――!?
↑背表紙あらすじより↑
以下、ネタばれ満載です。ご注意くださいませ。
*すみません、叡知の叡が違います。漢字が出てこないので。
ご了承ください。
何が好きって暴君・叡知は叶に冷たい口調っぽいのですが、
実は叶にラブ~
ってのが随所に溢れている点でしょうか。
オレ様なので、自分から言い寄ったり甘い口調で囁くことは
できず、冷たい言い方をしてしまうのですが、言葉の端々に
叶への独占欲が表れていて、そこにキューンとなります。
そんなに叡知に想われているのに、叶はしっかり者のくせに
天然ちゃんで、叡知の想いにはまったく気付かず、叡知の冷たい言動に
いつもオロオロしています。
叶は小さい頃に身内を亡くしていて、別荘番をしている今の育ての親に
引き取られているのですが、自分の居場所がなくて不安定な時期に
叡知と出会い、自分に居場所を与えてもらったことで、
叡知に特別な感情を抱いています。
なので、叶にとって叡智は絶対的な存在で、かなり彼に尽くしています。
けれど、叡智はそんな感謝はいらないと言い……。
二人の気持ちは同じなのに、素直になれない叡智の性格と
ラブ面に疎い叶の天然さ、それと主従関係が二人を素直に結び
つけない、ちょっと切ない部分もあるラブストーリーです。
ラブ面はしっとりとした雰囲気をベースに、叡智が叶に暴君っぷりを
発揮するせいでちょいハードな展開を見せますが、
その合い間で叶の天然っぷりが作品に笑いを与えています。
24歳の割にまったくスレてなくて、軽~いカメラマンに言われることに
いちいち新鮮な反応を返すところがすごくキュートです。
も~、いけない大人に騙されそうで、その度に叡智がハラハラ。
短気な叡智が怒鳴ってしまう気持ちも分かる。
叶は自分が儚そうな美人さんって容姿をしてるって自覚していないので、
言い寄られていることにも気付いていないのです。
嫉妬深そうな叡智がよく叶を今まで野放しにできたもんだと感心します。
モデル絡みのことでいろいろなことが起きますが、
今回の突然の別荘訪問も叡知の叶に対する思いやりからだったこと
などが分かり、ハッピーなエンディングを迎えます。
そして!
その後の二人のお話も短編として収められているのですが、
それが私の大好きな攻め視点。
叶にメロメロな叡智の心の内が楽しめます。
か~な~り甘~い作品です。もう脳みそ融けちゃいそうな甘さです。
甘~いお話が好きな方には、是非読んでいただきたい~。
主従関係から恋人同士になった二人がいろいろと取り決めをするのですが、
その様子がキュートです。
私のお気に入りは、今まで主従関係にあったせいで叶が叡智に敬語で
話すのを、叡智が普通に話すように告げるところ。
「(年下の自分も)敬語にこだわるなら、俺も敬語で話さないと
――いけませんね、叶さん?」
と言う叡智にクラ~っとしました。
暴君・叡智が~。甘~い。それまでとのギャップで甘さを余計に感じます。
年下攻め、御曹司もの、主従関係もの、天然受、オレ様攻、
甘~いお話が好きな方、是非どうぞ~。
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