つい先日発売された弥刀編をご紹介するには、まずこちらの作品を!

ということで、急遽こちらの感想をアップすることに。

藍編は三冊出ていて、

「キスは大事にさりげなく」

「夢はきれいにしどけなく」

「恋は上手にあどけなく」

です。

未読の方のために、一冊目のあらすじをば。


  日本画の大家である祖父と、鄙びた田舎で静かに暮らしていた

  一之宮藍は、突然の祖父の死で降りかかってきた莫大な相続税に、

  すべてを失うことになってしまう。

  しかし、途方にくれる藍の前に現れた志澤グループの後継者・

  志澤知靖は、祖父同士が旧知の仲だったと告げ、藍は祖父の

  作品とともに彼に引き取られることになった。

  だが与えられた身に余る贅沢に戸惑う藍は、衝動的にその身体を

  志澤に差し出そうとしてしまうが――。


世間知らずだけれども、人として大切なものはきちんと祖父から教えられて

育てられた藍と、家族縁に恵まれず、父や弟を憎みながら育った

知靖が、互いを無二な存在として愛し合う姿が描かれています。

知靖が三十代前半、藍が二十歳前という年の差カップルです。


二人の濃厚なラブ話ももちろん重要ですが、

この作品のオイシイところは、藍の祖父が描いた「白鷺溺水」と、

そのモデルとなった藍の父に激しく執着するとある人物が、

父にそっくりな藍を狙い、様々な罠を仕掛けてくるという、

スリリングなストーリーとなっている点です。

また、志澤グループ内でも問題が持ち上がり……とか、

知靖の後輩で映像作家の弥刀が撮った藍の映像がコンペに出品され……

など、いろいろな出来事が起きるので、本当に読んでて飽きません。


藍は、清純で綺麗で控え目で包容力たっぷり、料理上手で

こんな嫁が欲しい!というほど理想的な子だし、

知靖も、これまた美男子、有能で大人でメガネな素敵な攻です。

サブキャラもいいですし、おススメですよ~。

未読の方、是非~。


と、とりあえず簡単にですが、白鷺シリーズのご紹介まで。

弥刀編の「平行線上のモラトリアム」や「垂直線上のストイシズム」を

読む前に、是非この作品を読むことをおススメします。

読んでる方がぜーったい楽しめますからっ!

ていうか、崎谷ファンの方は確実に読んでいる作品ですよね。

改めて書くほどではないかもしれませんが、未読の方への説明ということで。


キスは大事にさりげなく (角川ルビー文庫)/崎谷 はるひ
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夢はきれいにしどけなく (角川ルビー文庫)/崎谷 はるひ
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恋は上手にあどけなく (角川ルビー文庫)/崎谷 はるひ
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