先日「The Ruby」の発売記念祭りを一人で勝手に繰り広げてましたが、
そのルビーに掲載されていた番外編を読んで気になった作品を
読んでみました。角川さんの手段にひっかかってしまったとも言う。
で、変人好きな私の萌え心をくすぐるキャラが出てきましたので、
その作品をピックアップ!


  両親の会社が倒産したせいで、会ったこともない従兄で会社社長の

  那良原劉生に世話になることになった高校生の矩(かねざし)佳之。

  だが劉生は、見た目は完璧なのに、いきり佳之を下僕呼ばわりする

  傍若無人な変人男。しかも「これで貴様は俺のものだ」と首筋に噛み痕を

  つけてきて……!? 

  たびかさなる理不尽な仕打ちに、「あんたなんか大っ嫌いだ!」とついに

  佳之はキレるが、その途端、冷笑とともに劉生に強引に押さえ込まれ、

  無茶苦茶に抱かれてしまい……!?


↑背表紙あらすじより↑


はい、ちゃんと公式に「変人」と認められてますね。

今までいろんな作品に出てくる変人さんをチェックしてきましたが、

その中でもトップクラスの変人さんです。

会社の社長がこれで務まるのか? と心配になるくらいの変人っぷり。

コミュニケーションが取れないんですよ、会話が成り立ってないんですよ。

自分ワールドの中でだけでいろんなことを決めてしまう劉生に、常識人の

佳之はキレ気味なのですが、あまりの劉生のキレっぷりにいつも

言い負かされてしまいます。

佳之は両親の会社の倒産のため、母方の実家に移り住むことになった時、

祖父がヤクザで今まで友達ができなかったということもあり、

絶対に祖父の家には住みたくないとゴネて劉生の家に来ました。

が、ヤクザの祖父の元に行った方がよっぽどいいのでは……と

いうほどの扱いです。下僕ですからね。

けれど、いじめているように見えますが、これが劉生の愛情表現なのです。

すごく迷惑ではありますが。

そんな超迷惑男・劉生の愛に佳之が応えるのか? が読みどころ。

デビュー作のせいなのか、ちょっと文章がドタバタした感じですが、

劉生の変人っぷりには合ってるのかも?

変人ではありますが、佳之のことを「カノ」って呼ぶ劉生がなんだか

可愛く見えてくるのは私だけでしょうか。

自分だったら絶対に付き合いたくない、愛すべき変人さんでした。


で、私がこの作品を読むきっかけとなった「The Ruby」に載ってる番外編。

こちら、本編のその後の生活が劉生視点で描かれています。

私の大好きな攻め視点です。そこもツボでした。

変人さん相手に鍛えられたのか、佳之の対応が大人な感じです。

佳之の深~い懐に守られた関係ですね~。


変人社長×高校生の、大変な同居生活を描いたこのお話、

変人攻め、同居もの、歳の差カップルものがお好きな方、どうぞ~。





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