- 岩本薫先生の「ロッセリーニ家の息子」シリーズ最終巻です。
- 今作の主人公は二男・エドゥアールです。
- 前作、前々作については↓
- http://ameblo.jp/hal-405/entry-10041240321.html
アシスタント・マネージャーとして成宮礼人が勤務する「カーサホテル東京」が
イタリア資本のロッセリーニ・グループに買収されたのはつい先月のこと。
創業40年を誇るホテルの歴史を護るためにも気を引き締める礼人だったが、
ミラノから来日した新しいボスは、プラチナブロンドにクールなアイスブルーの
瞳を持つエドゥアール・ロッセリーニ――礼人が10年前、一夜の過ちを
犯した相手だった。
理由があったとはいえ、ゲストと職場で肉体関係を持つなど、ホテルマンと
して断じて犯してはならないタブー。
しかしエドゥアールは、過去のことなどまるで記憶にないかのように、礼人を
改革の右腕にと望んできて――!?
うおー、大好物のホテルを舞台とした作品ですー。
おまけに仕事もの。私のツボ押しまくりの作品でした。
現在東京はホテル創業ラッシュ、そんな中で苦戦している老舗ホテルを舞台と
した、ホテル再生物語の要素を持ちつつ、
超美形×美形カップルの苦しい恋模様が描かれた作品です。
物語は礼人視点で描かれています。
10年前に留学先・アメリカのホテルでの勤務中に、礼人はエドゥアールと
出会い、身体の関係を持ちます。
しかし、今となってはそれは礼人にとって悲しい思い出。
心にその出来事を封印していたはずなのに、その相手が上司として礼人の前に
現れて……。苦しい想いを抱えながらも、恩人が残した老舗ホテルを守るため、
礼人は懸命に闘います。
その凛とした姿がたまりません。
健気な受け好きな方におススメキャラですよ。
そして、お相手のエドゥアールは、正に理想の王子様を具象化したような
美しい容姿を持つ、気品あふれたセレブさんです。
その優美さに反し、仕事面においてはクールで、老舗ホテルの改革案は
かなり大規模なもので、歴史あるカーサホテルらしさを残したい礼人は
彼に反発します。
そんな二人の関係がどう変化していくのかが読みどころでしょうか。
また、10年前の出来事の裏にどういうことがあったのかも読みどころ。
いろいろと読みどころ満載な一冊ですよ。
あ、前作のメインカップル・ルカたちもちょい役で登場します。
もうちょっと彼らのその後も知りたかったなぁ。
このシリーズの三カップルの遭遇編とか読みたいです~。
今月発売の雑誌「Ruby」に「捕獲者」のSSが載るようですが……
そこでロッセリーニの東京ブランチのオープニングセレモニーなんかが
描かれれば、そういうシーンも出てきたりして……なんて妄想中。
ムリですかね?
ホテルもの大好物の私としては、この「カーサホテル」を舞台にした作品が
読みたいです~。
「カーサホテル」のその後、気になりますよね<読んだ方!
角川さんで初のお仕事であるこのシリーズは終わりのようですが、
ルビー文庫に「カーサ」編とかが出てくると嬉しいんだけどなぁ。
ホテルもの、仕事もの、綺麗なお兄さん好き、外人攻め好きな方、
是非どうぞ~。
あ、明日にでもこのシリーズの総集編(?)感想をアップしようと思ってます。
よろしければそちらも覗いてやって下さいませ。
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