極道もの……タイトルだけで普通の人はひいてしまいそうですが、

BLではなじみのジャンルですね。


榎田尤利「交渉人は黙らない」

特殊な業種だから特殊産業ものかなぁと思ったのですが、

こちらに入れました。

主人公はネゴシエーター、つまり交渉人です。


  元検事で元弁護士、その上美貌と才能まで持ち合わせた男、芽吹章は、
  弱き立場の人を救うため、国際紛争と嫁姑問題以外はなんでもござれの

  交渉人として、「芽吹ネゴオフィス」を経営している。
  そんなある日、芽吹の前に一人の男が現れた。しかもヤクザになって!!
  兵頭寿悦・・・できることなら、二度と会いたくない男だった・・・!


ヤクザとなって芽吹の前に現れた高校時代の後輩・兵頭は、

組の若頭です。

まぁヤクザということで、あくどいこともしているのでしょうが、

麻薬はダメ、という良識的なところもあるのが、マフィアものであげた

特徴と共通する点でしょうか。

組員から慕われている様子から、いい兄貴分のようです。

この作品の面白いところは、そんなヤクザに負けない芽吹の話しっぷりです。

さすが交渉人、口が立つこと!!

兵頭からの依頼を受けて交渉したりもするのですが、

相手を上手いこと持ちあげつつ自分に(依頼人に)有利に話を持っていくのが

面白い。

ヤクザものとはいいつつも、コミカルな作品なので、ヤクザものはちょっと……・

という方でも楽しめると思います。

続編も決まっているらしく、2008年秋に出されるそうです。

(榎田先生のブログからの情報)



交渉人は黙らない/榎田 尤利
¥903
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次に、甲山蓮子先生の「極妻のススメ」


  予備校の講師・和田優介は不注意で自転車をぶつけたベンツの持ち主、

  伊達組の二代目・伊達崇人に気に入られ、

  「五百万円で弁償するか、死ぬか、一晩抱かれるか」という究極の選択

  迫られるが、実は優介の実家も極道で…。


マフィアものと共通しますが、受けの実家も極道でありながら、

家を継ぐのを嫌ってます。

ですが、弁償の代わりに伊達の仕事を1度きりの約束で手伝ったことで

伊達に気に入られ、言い寄られ……極道の世界から逃げきれないようです。

意外に教養もある伊達、組長のくせに激甘な父など、

ヤクザというイメージに合わないキャラが登場します。

この作品は3冊出てます。

そして、この作品は同人誌も出てます。

中央書店 コミコミスタジオ さんでも買えますよ~ニコニコ




極妻のススメ (ショコラノベルス)/甲山 蓮子
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中原一也「極道はスーツがお好き」


↑の2作に比べれば、正統派なヤクザものです。

つまり、鬼畜度が高い……。

  「俺が満足するスーツを作り、それが仕上がるまで愛人を務めれば、

  借金は帳消しにしてやる」

  ―傲慢な口調で無体な要求を突きつけてきた男、芦澤。

  高級なスーツを嫌味なく着こなし野生の色香を放つその男の正体は、

  ヤクザだ。

  真面目な二代目テーラーの榎田は、老舗の看板を守りたい一心で

  デンジャラスな世界に足を踏み入れ、男の味をたっぷり教え込まれる

  ことに…。


自分がした借金ではないところが気の毒なところ。

実はあまり得意なタイプの作品ではないのですよ。

攻めが受けのことを好きでもないのにHな関係になるっていうのが

好きじゃないのです……。

なのになぜか続編も読んでいる……。おまけに同人誌まで持ってる……。

謎ですねぇ。それだけ魅力があるってことでしょうか。

最初はそんな関係でも、芦沢が榎田を徐々に大切に思っていくのがいいです。

↓は続編です。



極道はスーツを引き裂く (アズ・ノベルズ)/中原 一也
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すみません、極道ものとか言いつつも、あまり読んでないんですよ。

後は甲山蓮子先生の「ご主人様はヤバい奴」くらいでしょうか……。

この作品も、自分の借金ではないのに、そのせいでヤクザにいいようにされる

というお話です。↑の「極道は~」よりはラブ度が高いです。

アズノベルズさんのが多いのは、アズさんの小冊子で知ってから

購入したものが多いせいです。

ヤクザものが得意でない私を釣り上げるなんて、上手すぎます、アズさん。


本当はヤクザものといったらこの人、って作家さんがいるのでしょうが、

鬼畜系が得意でない私は、読んでないのですよ~。

中途半端な取り上げ方でスミマセン。

このジャンルは抗争とかが出てくるので、それに立ち向かう男臭さが魅力でしょうか。


あ、余談ですが、「エロとじ」に載っていた英田サキ先生の「兄貴とヤス」は

結構好きでした。ヘタレ攻め好きですから、ワタシ音譜

鉄砲玉として敵対する人物を襲うことになった兄貴・羽鳥が、

自分を心底慕っている舎弟・ヤスに……って話です。

ただ、この作品を「ヘタレ攻め好きだから、好き」というワタシって……。

ヤクザもの好きではないのでしょうねぇ。