先日崎谷はるひ先生と山本小鉄子先生のコラボもの、
「あしたのきみはここにいない」をご紹介したので、
今回は崎谷はるひ先生の別のコラボものをご紹介します。
恋は乱反射する。です。コミックス1冊、小説2冊が出ています。
原作と小説を崎谷先生が、マンガと挿絵を冬乃郁也先生が担当されています。
冬乃先生は崎谷先生のお友達で、ダリアから出ている「勘弁してくれ」とかの
挿絵もされてますね。

コミックスの主役は、美大に通う明石と井上。
気真面目で不器用な明石は、女関係にだらしない井上のことが好きなのですが、
それを告げる前にカラダの関係を持ってしまいます。
快楽だけの関係に苦しむ明石の心は変化して……というストーリー。

次に、小説の1作目の主役は、幼い頃から病弱で、両親から育児放棄を受けていた澄音。

澄音は親代わりに面倒をみてくれている遠縁の弁護士・宗佑のことを

密かに思い続けています。

宗佑が自分のことをどう思っているのか知りたいと、

親友月花の進言で月花と付き合うことにしたと告げますが、

期待に反して、宗佑に応援されてしまい……。


小説2作目は、明石や井上の大学の先輩・白崎克幸と、

白崎の姉の元夫で大学助手の多村淑美が中心の話です。

白崎は姉の元夫の淑美に恋心を抱きつつも、

それを隠して、研究に没頭する淑美の世話を続けています。

しかし、海外に仕事で行っていた姉の帰国を無邪気に喜ぶ淑美の姿を見て、

白崎は嫉妬して思わず襲いかかってしまい……。


それぞれ主人公は違いますが、これら三作が微妙に絡み合っています。


私が好きなのは澄音と宗佑カップル編です。

崎谷はるひ作品らしい、濃ゆーい愛情が描かれているんですよ。

ちょっとヤバいんじゃない?ってくらい。

「あしたのきみはここにいない」がお好きな方にはこれがおススメです。

ほら、あっちもちょっと攻めがヤバい感じですし。



白崎×淑美カップル編は、生活能力に乏しいヤツに尽くす男っていう話が

お好きな方におススメします。
崎谷作品でいえば、「きみと手をつないで」とかお好きな方にはいいのでは?



井上×明石カップルは……難しいですねぇ。

素直に好きと言えずにウダウダしちゃってるカップル好きな方向けでしょうか?



ピンで楽しめますが、リンクしてる場面があるので、

全部読みとおすと面白さ倍増です。

興味があるカップルの作品を読んで、気に入ったら違う作品を

手に取られてみて下さい。


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