昨日書いた「カラメル屈折率」に登場した風見×城山のお話です。


  大学生の城山が知人から紹介されたのは「数日間泊まりこみで犬の世話を

  するだけで日当五千円」という超好条件のバイト。憧れていた造形作家・

  風見が依頼主と聞いて、城山は即座に引き受けてしまう。

  風見は、濃厚な大人の色気をまとい辛辣な言動をする男だったが、

  城山が熱心に犬たちの世話をするうちに次第に打ち解けていく。

  だが、ある日突然風見に呼び出され、ワインを飲むなり意識をなくした城山が

  気がつくと、何故か全身を縛られいがわしい玩具までつけられていて!?


という、何やら淫靡な展開になってますが、風見がそうした理由が……。

崎谷作品に出てくるアーティストは変わり者が多いですが、

コイツもかなりのものです。

オレ様度も崎谷作品で1、2位を争うでしょう。

城山の意志など関係なく、自分の思う通りにしてしまう風見ですが、

城山にしたことはともかく、礼儀にはうるさいし、家は片付いてるし、

けじめはきちんとつけてるし、拾った捨て犬もきちんと世話をする常識人です。

まぁHに関してはノーマルとは言えませんが。

そんな風見に振り回される城山は、軽いイマドキな男って感じを受けますが、

偏屈な風見に気に入られるくらいの常識もあり、「カラメル屈折率」なんかで

受けていた印象よりもかなりまともです。

また、軽く装っていてはいますが、実は軽い恋愛しかしないのには

彼の過去が影響していて……。

彼が抱えている悩みや心の傷にも注目です。

ちなみに、城山はバイで、男性同士の時はタチでしたが、

風見相手ではタチにまわれるはずもなく……。

今までは振り回す方だった城山がHで振り回される羽目になってます。


さて、この作品ですが、お色気ムンムンな風見がお相手ということもあり、

非常にエロエロなお話となってます。

それも超強引にお布団シーンが展開され、回数も多い。

その様子とともに、風見の発言には甘さなしで進むのですが、

意外と風見にも可愛いところがあるんですよ。

甘さ0と思いきや、苦さの中にも恋の甘さが秘めた作品でした。


あ、「カラメル~」で出てきたシーンももちろん出てきます。

あぁ、こういう流れでああいうシーンになったんだなと、真相が分かって満足。

けれども、「ハチミツ浸透圧」や「カラメル屈折率」を読んでいなくても

全く問題ありません。

これ単独で楽しめますので、何作も読まないといけないの……と尻ごみされて

いた方、是非読んでみてください。


さて、好きなシーンのことについて語ろうと思いますが、ネタばれ度が高いので

画像下に書きますね。




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この作品で好きなところは、意外に可愛いオレ様の行動です。

城山の背中がキスマークだらけだと宇佐美に指摘されるシーンがありますが、

これって仕事で何日か離れ離れになる城山が悪さしないように仕掛けた

風見のおまじない……というか、男除けですよね。

城山には見えないところに所有印を付けまくる風見の意外な行動に

笑えました。

また、城山を縛った夜も、実は城山の誕生日を祝おうと用意をしていたところとか

も可愛い。

そして!

最後のHシーンで、突然城山に可愛い発言をされて

思わずイッてしまうところがっ。

それまで城山をHで振り回すだけ振り回していただけに、

可愛い発言に風見がすごく喜んだのが良く表れていて、ツボでした。

あ、城山が泣きじゃくるシーンに発情するところもグーでしたね。

強引なオレ様だからこそ、その可愛さが際立ちます。

攻めのタイプとしてはかなり好きです。

……自分が付き合うのは、NO,thanksですけどねっ!