「ミルククラウン」シリーズを書いた時に、関連作をご紹介します……というような
ことを書いたのに、書いた直後にすっかり忘れてしまってました。
今思い出した……ということで、慌ててご紹介です。


  知る人ぞ知る玄人筋のジャズパー「3,14」を取り仕切る、怜悧な美貌の

  マネージャー・雪下玲二。最愛の甥・希とその恋人・高遠の関係に釈然と

  しない思いを抱きつつも、それ以上に彼を悩ませているのは、かつての恋人

  であり「3,14」のオーナーでもある東埜義一と、

  彼らのもうひとつの顔(裏稼業)  「L.C(壊し屋)」の存在だった。

  だが、気まぐれな彼の言動に疲れ、限界を  感じ始めた玲二に、

  義一はただ不可解な笑みを浮かべるばかりで――。

  悪辣なオトコの手管に、なす術もなく絡め取られていく――その至福の快楽。


「ミルククラウン」シリーズに登場していた気になる二人のお話です。

「ミルクラ」では表には出てこないけど、実はアツアツなカップルなの?と

思っていた義一×玲二ですが、実際は違ったんですね~。

元恋人同士、という設定です。

希が大学生になってからのお話なので、「ミルククラウンのくちびる」の一年後

くらい?もちろん高遠×希も出てきますよ。

元恋人とは言ってますが、玲二は義一を想い続けていて、「L.C」の仕事で

義一が危ない目に合わないか、いつも心配してます。顔には出しませんがね。

中盤まで相変わらず何を考えているのか分からない義一ですが、

後半彼の考えがようやく見えてきて、スッキリスッキリです。

ツンデレな玲二の可愛さ、意外と熱い(というか、ヤバい……)義一の、

「ミルクラ」では見られなかった姿が堪能できます。

崎谷作品にはヤバい男がよく出てきますが、間違いなく上位に食い込むヤバい

男・義一が私のお気に入りです!

また、すっかり強くなった希と、尻に敷かれている高遠もかなりツボ!

「ミルクラ」ファンにはたまらない一冊です。

大人の濃い恋愛話が読みたい方におススメです。


ビターショコラの挑発 (角川ルビー文庫)/崎谷 はるひ
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