新刊を読んだのに、おまけに結構気に入ったのに紹介できなかった本、
それがこの「護さんの憂鬱」です。


  坂上護は愛犬ハルと一緒に小学生の安全を守る警備員。

  ハルが全て!の護の最近の悩みは、血統書付(エリート)高校生・

  鮎川恭悟との関係。鮎川の過剰なまでの求愛行為に

  毎日が貞操の危機!?

  強引だけど健気な鮎川に、いつしか頑なだった護の心も少しずつ……

  と思ったら、今度は腹黒美形医師・富岡センセイが妨害してきて……?


で、なぜこの作品が取り上げられなかったかというと、

この作品の二人の出会い編のお話が他の本に収められていたため。

回想シーンでその出会い編がチラチラ出てくるので、

それを読んでいなかった私としては気になって気になって。

で、その二人の出会い編が収められている「優しいだけじゃ足りなくて」を

読んだので、ようやくこうしてご紹介できます。


うーん、やはり読んでいた方が絶対いいです。

恭悟が護を好きになる過程を知ることで、「護さん~」での恭悟の

想いの強さとかもよく分かりますし。


さて、この「護さんの憂鬱」は、主に護視点で描かれています。

ある事件がきっかけで臆病になっていた護の成長的要素が強いですが、

そのきっかけとなったのが恭悟の存在です。

彼に対する自分の態度を省みて、自分の弱さを再認識するのです。

恭悟と出会って、ようやく護の望む生き方ができるようになるんだろうなぁと

思います。


護も好きですが、この作品でのお気に入りは恭悟です。

がむしゃらに護を求めるところ、年下らしくていいですよ~。

それも、何でも手に入れることができる反面、切り捨てることもできた恭悟が、ですよ。

恭悟は「優しいだけじゃ足りなくて」にも登場するのですが、

その時は言い寄っている先輩から嫌われても仕方ないような態度を

取っているんですよ。相手の意思なんて関係ないって感じの。

けれども、護に嫌われるのが怖くて、強引になりきれない。

本当に欲しいものがみつかったことに喜びと辛さを感じ戸惑う、

そんな年下くんがとても可愛いです。

あ、護も凛凛しくてステキですよ。

おまけに、け、警備服姿がっ! 彼が着るとなぜかセクシーなんですよ。

ワタシは本当は白衣フェチなのですが、白衣+メガネの富岡センセイより、

護の警備服姿に萌えドキドキでした。

こうじま先生が描く大人の受けってセクシーで大好きです。


そしてそして!!

あらすじにもありますが、護の愛犬がハルなんですよ~。

私の名前と一緒ドキドキ なんか愛着わくな~。

シェパードで賢い子。忠犬です。

それに比べて、年下ワンコ・恭悟は護に「駄犬」呼ばわりされてます。

けれど、今後護にきちんとしつけられて、恭悟は忠犬になりそうです。

ワンコ年下攻めのお話がお好きな方にはおススメです~。


さて、「優しいだけじゃ足りなくて」の表題作も好きな作品なのですが、

これって他のコミックスの続編になるんですよ。

で、なぜかそのコミックスが手元にないので、

発掘されたらまた感想を書きたいと思います。



護さんの憂鬱 (花音コミックス)/こうじま 奈月
¥590
Amazon.co.jp

優しいだけじゃ足りなくて/こうじま 奈月
¥590
Amazon.co.jp