- ちょっと趣向を変えて、桑田乃梨子先生の「男の花園」をピックアップ。
- これ、ウチの兄が持っていた本なんですよ。
- ジャンルは少女漫画。
- ……アニ、なぜ?
- 基本、少年・青年漫画読みな兄ですが、なぜか花とゆめ系の漫画は
- 読んだりしていたのです。
- で、兄経由で私も「ここはグリーン・ウッド」を知り、
- それから花とゆめ系を読むようになりました。
- そんな兄のコレクションに入っていたのが、桑田乃梨子先生の作品。
「男の華園」は大学の男子新体操部のお話です。
兄が今家を出ているため、本が手元になく、細かい内容を説明できないの
ですが、主人公はノーマルな男の子。
超文系の彼がなぜか新体操部に引きずり込まれて、濃いキャラがそろった
部員達にいじられまくられ、実らなそうな恋に悩むコメディです。
で、なぜそんな作品がBL感想に取り上げられるかと言えば、
このヘタレ主人公が新体操で有名な選手(男)に惚れられるのです。
その惚れちゃう彼が私の超お気に入り。
強引ではないのですが、すごくひたむきで、一生懸命想い続けているのです。
ラストでは振られてしまうのですが、そのシーンがすごくせつなくて、
コメディなのに、ポロポロと泣きました。
ある意味、ボーイズラブ要素のあるキャラに初めて触れた作品です。
それまで純文学ばかり読んでいて、そこでも同性愛を取り扱われた作品って
かなり読んでいたのですが(濃いですよ~、純文学の同性愛。いつか語りましょう)
そちらには何も思わなかったのに、「男の華園」にはトキメキました。
いえ、その頃は純粋に切ない恋に惹かれただけで、そこからすぐに
BLに走ったわけではないのですが。
でも、思い返すと原点だったなぁと思います。
今回なぜこの作品をピックアップしようかと思ったかというと、
ネット書店で桑田先生の新作って出てないかなぁとチェックしていたところ、
かなり前にですが「男の華園」の文庫が出ていたのに気付いたから。
私が読んだのはコミックス版。
文庫版はそれに加えてたぶん書き下ろしがあると思うので、
書き下ろしがあることを確認してから買おうかと思ってます。
あのシーンだけで買いです。きっとまた泣くと思います。
コメディを得意とされる漫画家さんなので、綺麗な絵を描く方ではない。
なので、好ききらいが分かれる漫画だと思いますが、
笑えるけれども熱くない、淡々としたものを描かれる漫画家さんなので、
そういう漫画がお好きな方はぜひ一度手に取ってみて下さいませ~。
男の華園―A10大学男子新体操部 (第1巻) (白泉社文庫 (く-3-9))/桑田 乃梨子
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