先日のブログで「年の差カップルもの」を取り上げました。
その時、「恋の値段は君次第」もあげたのですが、
発売前で感想を書けませんでした(じゃあ取り上げるなって感じ?)
読み終わりましたので、追加したい作品もありましたので、
2と題してお送りします。

黒崎あつし「恋の値段は君次第」

  小柄で頑張り屋な高校生・中津川 由は、

  亡くなった両親の借金ごと引き取ってくれたお金持ちで隣人の

  一条将人の家で、家事を一手に引き受けながらも楽しい日々を

  送っている。

  だが、学校で「由は将人に身売りをしている」なんて噂が流れる。

  それを聞き、「別々に生活した方がいいんじゃないか」という将人に、

  由は「だったら噂を本当にした方がいい」なんて言ってしまい……。


小さな頃から遊んでくれていた年上のお兄さん・将人との生活が

何よりも大切な由と、

小さな頃からピカピカしていた由が可愛くてしょうがない将人。

私の好きな、しっかり者の年下とその年下にでれでれな大人ものです。

可愛い容姿に反して、すごく男前な由が魅力的ですし、

普段はやる気なしでだらしない大人の将人が、

由を守るときにだけ変貌するところなんかたまりません。


このお話、BLのコーナーでも書いたのですが、

本当はプロローグ編を読んでいた方がより楽しめる作品だと思います。

文庫だけでも面白いかもしれませんが、

将人視点で描かれるプロローグ編を読んだ方が、

由視点で描かれる文庫版での将人のちょっとした表情や

発言の意味がよく分かるのです。

「ええー、そんなのお金もかかるし、面倒くさい……」

と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、

(かくいう私も、雑誌はあまり買わないのです。単行本派なので)

この雑誌は中村春菊先生の漫画がボリュームたっぷり載ってますし、

崎谷はるひさんの白鷺シリーズのお話も載ってます。

良ければ是非。


最近読んだ中ではかなり好きな作品です。



恋の値段は君次第 (角川ルビー文庫 65-20)/黒崎 あつし

¥540
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The Ruby (ザ・ルビー) 2007年 07月号 [雑誌]
¥700
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次におススメは 名倉和希「夜にくちづけ」です。


  映画監督の父と舞台女優の母を持つ高校生・緒川純理は、

  大晦日の夜、映画会社主催のカウントダウンパーティーが

  行われたホテルでたまたま永野浩一郎に出会う。

  自分の性癖で悩んでいた純理だったが、

  理想を具現化したような永野に一目で恋に堕ち、

  悩みを聞いてもらっているうちに永野と初Hをしてしまうが…。


可愛い容姿の純理に一目惚れの永野がちょっと壊れている様が

笑えます。

なんとこのカップルの歳の差は19歳。

36歳パイロット×17歳の高校生です。

この差はありか?とちょっと首を傾げますが……。

でも、永野がいい大人なはずなのにがっついてるところに、

惚れ度が表れています。

また、純理を自分のものと誇示するところも可愛いです。

そして、純理が大人な永野に釣り合うようになりたいと、

それまで避けていたことにチャレンジするところも可愛い。

挿絵を真生るいす先生が担当されているのですが、

作者あとがきの後に1P載っている真生先生のイラストがツボです。

純理の親友クンに相談をする永野、今後ありそうな話です。


夜にくちづけ (ダリア文庫)/名倉 和希

¥580

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歳の差カップルというと、大人のテクニックにメロメロにされちゃう

お子ちゃまっていうのも見どころの一つですが、

お子ちゃまにデレデレになってたり、

お子ちゃまに振り回されちゃったりする大人っていうのも

可愛くて好きです。

大人<子供という力関係、

大人だからこそそういう余裕が生まれるのかもしれません。

いや、単にデレデレなだけか?