連日サッカー日本代表の追跡ニュースや対戦相手国の情報が飛び交う中、皆様いかがお過ごしでしょうか?


 ふとNHKを見ていたら、2002年に公開されたドキュメンタリー映画をやっていました。


 2002年ワールドカップが盛り上がっていた裏で、ひっそりと行われた


  THE OTHER FINAL

もう一つの世界一決定戦。


 そう、世界一。

 FIFA 認定2002年サッカー世界最下位決定交流試合。


 予選で敗退したオランダの人が、負けるということに興味を持ち企画したものです。

 FIFAランキングの下位チームをチェックして、インドの北東に位置するブータンと、中米の島国モントセラトの交流試合を企画し、両国サッカー協会がこれに応じ、実現しました。

 最下位決定戦という不名誉もなんのその、それ以上にこの交流試合がもたらすプラスが、サッカー技術向上の機会としてはもちろん、国同士の交流においても大きなものであるからです。


 そういえば当時もそんなニュースが流れていて、妙にほのぼのした覚えがあります。

 えぇ、日本はもちろん、世界のサッカーメディアが取り上げました。

 

 今年も行われるのでしょうか。可能ならば、ぜひとも継続的にやってもらいたいですね。


 ちなみに2006年5月現在のFIFAランキングを確認した所によると、ブータンは88ポイントで190/205位までランクアップしていました。モントセラトは29ポイントの202/205位です。


 もしやるのであればその参加国は・・・

 14ポイントで205/205位のアメリカン・サモアは確定的ですかな。

 最も新しい試合結果は対パプワニューギニア戦で0対10で敗れています。

 その対戦国となりそうなのは2カ国あります。

 21ポイントで204/205位のTurks and Caicos Islands(申し訳ないがどう読むのか判りません)と、22ポイントの203/205位のグァムが1ポイント差で競り合っています。

 TCIの最新の試合結果は対ハイチ戦で0対2で敗れています。

 グァムの最新の試合結果は対カンボジア戦で3対0で勝っています。


 この幸せな最下位決定戦が、願わくば4年ごとに行われ続けて欲しいものです。


ジェネオン エンタテインメント
アザー・ファイナル