もしくはHERO☆Sと書くべきかな。
一瞬の逆転の可能性がどこにでも転がっている。
それをさせじと容赦のない攻撃が降り注ぎ、じっと耐えながらその中の僅かな隙に目を光らせる。
エンタメ要素、受けの美学、観客の存在がまずあり、魅せること、楽しませることが前提のプロレスと違って、
総合や格闘技はスポーツの延長として、試合の純度を高めることでアピールしている。
それを以ってして総合の魅力がプロレスを凌駕しているとは云えないが、これはこれでアツい。
刹那も目を離せない容赦のない攻防、対戦相手だけに向けられた純粋な闘争心。
瞬殺上等、1秒でも早く一本取ることを考える試合の組み立て。
だがそれゆえに試合だけが、戦う二人の魅力だけが突出している。
入場演出に凝ってみても、試合の純度の高さゆえにその面白さに負けてしまう。
観客の声援すらノイズに感じてしまうほどだ。
今日は一瞬の逆転劇が凄いから特にね。
やっぱり俺、プロレスの方が好きなんだな。
相手の協力がなければ成立しない技の存在だけで八百長と言う奴もいるし、中には本当の八百長で台本がある試合もある。それは否定しない。
だが、勝敗を超えた魅力がそこにあるから俺は「プロレス」を見てるんだ。
プライドやUFC、今日やってるHERO☆Sのような総合も
K-1やボクシングのような立ち技格闘技も
それはそれで魅力的だし、地上波があれば見る。
だがプロレスはプロレスラーたちの作った
身体を、技を、試合を、会場を、
すべてを見るものなんだ。
プロレスは毎週見られて、格闘技はたまに流れる、という地上波の割合は、俺にとってはちょうどいい気がする。
DDT 所属現役レスラー男色ディーノ さんのブログ (読者登録してます / dienoさんというのがそれです)で、WRESTLE BOYZ というショートストーリーが書かれている。
「プロレス」の魅力に引き込まれた人たちの織り成すショートストーリーだ。
気が向いたらでいいので読んでみて欲しい。