ティアマット内部。B1左の転送ルーム。
二つ並んだ右のポッドに飛び込む。
二つともポッドが生きてる細長い部屋に出た。
12の1から出現。部屋には小さな扉が4つある。
まずは扉を手前から順に調べる。
居住区か?ベッドが並んでいる。
ノートがあった。
「なぜ人型に文句があるのだ。それだけがどうしても理解できん。」
次の部屋。
ノートがあった。
「なぜ人型なのだ。それだけがどうしても理解できん。」
アルファのことだろうな。
次の部屋。
メモに走り書きがあった。
「ある日を境に、地上戦艦のコントロールを何者かに奪われた!
セキュリティシステムを止めることができないので、あの部屋に行くことができない。
こうなると、彼女を完成させられなかったことだけが心残りだ。
彼女はコマンダー待ち受け状態でスリープさせてある。
戦闘状況にならなければ、彼女はただの少女にすぎない。
もしこのメモを読んだ人がいるとして、彼女をどのように扱うのだろうか。」
「私は未完成、なのですか?」
(そんなこと、無いと思うぞ。)
「・・・しかし、私には私のどこが未完成なのか、わかりません。」
「申し訳ありません、マスター。」
気にするなよ。
最後の部屋。
ノートがあった。
「・・・新型兵器アルファX02Dの実戦テストのため地上戦艦に同乗してから、もう三ヶ月がたった。」
「テストは順調だが、改善点がいくつも見えて来ている。」
「上層部を満足させる結果を出すには、もう少し時間と予算がかかりそうだ・・・。」
時間と予算が湧いてくる状況下では、絶対に完成しなかっただろうな。
逆説的に、大破壊で時間も予算も供給がストップした時点で、彼女は完成したのだろう。
12と並んだポッドの2に飛び込む。
出た部屋はポッドが2つ。出てきたところだけが生きていた。
小さな扉がひとつ。
中はなんだか妙な部屋だ。黄色い筒が立ち並んでいる。
コントロールパネルを覗いてみる。
「侵入者用セキュリティープロセスは現在、起動中です。」
「プロセスを停止しますか?」
これで無駄な戦闘が減るかね?
はい
「停止されました。」
B1左の部屋の右のポッドまで戻ってきた。
左の転送ポッドに飛び込む。
2つポッドが並んだ部屋だ。
片方だけが生きている。奥には小さな扉がある。
扉の奥は機関室か?タービンのようなものが回っていた。
この部屋のポッドが死んでいたので、行き止まりだった。
B1左の部屋に戻ってきた。
再度セキュリティコントロールルームへ向かう。
「侵入者用セキュリティープロセスは現在、停止中です。」
「プロセスを起動しますか?」
はい
「侵入者用セキュリティープロセスは起動されました。居住区は対象外です。」
これで不心得者はよほどでなければ入ってこられないだろう。