うたかた/奥華子

浮かんで消えゆく 儚(はかな)い真実の時

ざわめく街の中で私はうずくまる
一人で歩き出すのはどうしても怖かった

どうしてあなたといるの あなたは何も知らない

愛してくれなければ愛せない
そんな悲しいことを思ってるよ
キスしたその時に 抱き合ったその時に
私のこの心が消えてゆく

本当の私がいて そのすべて受け止められず
偽りの私がいて そのすべて投げ捨てられず

あなたを愛せなくて それでも傍にいたくて

愛してくれなければ愛せない
そんな寂しいことを思ってるよ
嘘とは言えないけど 嘘じゃないと言えない
交わしたこの言葉を踏み潰してく

愛してくれなければ愛せない
そんな悲しいことを思ってるよ
キスしたその時に 抱き合ったその時に
私のこの心が消えてゆく

嘘とは言えないけど 嘘じゃないと言えない
交わしたこの言葉を踏み潰してく

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昨日、『青い部屋』の歌詞を、「刹那的」で「答えのない恋」と紹介しましたが、『うたかた』の方がもっとそうかもしれません。
もっと絶望に近い?
うーん・・・、適切な言葉がうまく思い浮かびません。

「愛してくれなければ愛せない そんな悲しいことを思ってるよ」というフレーズが繰り返されるので、華ちゃんが訴えたかったのはここだと思います。

ただ恋愛も何度か繰り返すと、「愛してくれなければ愛せない」と思うのは、「そんな悲しいこと」ではないと思います(^_^;)

数日間だけ付き合うのならまだしも、何ヶ月や何年も付き合い、ましてや結婚するのなら、決して愛してくれない人を愛し続けるのは大変、難しいことではないでしょうか?

まあ、何年も付き合ったり、結婚生活も長くなると、だんだん「恋」が「愛」になり、「愛」が「愛情」になり、「愛情」が「情」になってしまうのは仕方のないことだと思います。
寂しいことで、受け入れたくないですが・・・。
ただ、はじめから愛してくれる可能性のない人を愛し続けるのは、私は無理だな~と思ってしまいます。
すぐにギブアップしてしまうか・・・、それでも頑張り続けたら心が壊れそうです(^_^;)

それにしても、「キスしたその時に 抱き合ったその時に 私のこの心が消えてゆく」「あなたを愛せなくて それでも傍にいたくて」「嘘とは言えないけど 嘘じゃないと言えない 交わしたこの言葉を踏み潰してく」・・・というのは悲しいですね。

《後編》に続く(笑)