もしかしたら会うのは難しいかもしれないんだけど、どうにか年賀状一枚でもつながっていたいと思う人っていませんか??
Aちゃんが私にとってはそういう存在です。
彼女は行き先は違えど共にアメリカに留学した仲間です。
留学中もつらい気持ちをメールでいっぱい聞いてもらったし、なんと言っても帰国後の彼女の支えは大きかった
私達の世代はちょっと前にバブルがはじけて、就職活動時期は氷河期時代突入
本当就職活動は困難を極めました。。。
なんとか折り合いつけてうまく就職先が見つけられた子もいれば、どうしても見つけられない子もたくさんいました。
私は、その後者組。
教員採用試験も公務員試験も合格者わずかの狭き門、その他の一般企業には相手にもされず、
自分の無力さと将来の見えない不安でいっぱい。
周りのお友達はしっかり学校の先生なり会社に勤めてしっかり新たな一歩を踏み出して、どんどん置いていかれるような孤独感。。。
やれることは次の年の教員採用試験に向けて勉強に励むくらいで、それも年に一度のチャンス。落ちたらまた来年。
とにかく不安で不安で仕方なかった~~。
この先私どうなっちゃうの??
この先の見えない状況はいつまで続くの~~~
そんな自分を支えてくれたのがAちゃん。
Aちゃんも事情は違えど私と同じような状況で、二人で大学の図書館に通いつめては
「この先どうなっちゃうだろうね~。」
って二人で言いながら先の見えない糸をつたうような日々を送っていました。
結局、彼女はばっちりその年に教員試験突破私はホテルの道へ
その先の人生は分かれちゃったけど、今ではお互い結婚してそれぞれの家庭を守っています
「この状態ってずっと続くんじゃないか??
この暗いトンネルからは抜け出せないんじゃないか?」
って真剣に思っていたあの頃。
あれは本当怖かった・・・。
その時同じ気持ちを抱えながら暗いトンネルを一緒に歩くお友達がいたのは大きかった~。
私は節目節目にあの時の気持ちを思い出しています。
終わりがないように思えたトンネルからなんとか抜け出して、自分なりに精一杯の人生をここまで歩んでこれた。
そしてあの時のトンネルパートナーだったAちゃんもまた、彼女の道をしっかり歩んでいて。
それを年賀状で感じることが出来るのが私にとってなんともいえない喜びでした
今となっては二人とも別の県に嫁いで子どももいるので、実際再会するのはとっても難しいかもしれません。
でも私がアラバマに来たことで、連絡先が途絶えて彼女との縁が切れるのはどうしても嫌でした。
彼女はアラバマにも年賀状をくれて、無事年賀状を受け取ったことを伝えたくて自宅に電話をしてみました。
久々のAちゃんの声。
とっても幸せそうなのが伝わってきます。
電話して元気な声が聞けてよかったぁ。。
そしたら先日・・・なんとAちゃんからお手紙が
「電話がとっても嬉しかったよ、あのトンネル時代を思い出したよ(トンネル時代とは書いてなかったけど・・笑)」と、彼女の思いを手紙に刻んでくれてありました。
私はさっぱり忘れてしまった当時のことまでいろいろ書いてくれていて一気にあの時間にタイムスリップ
心がと~~~っても温まりました
嬉しかったな~~~ ジ~~ンだよ。もう・・・
苦しい気持ちをシェアして、共に乗り越えた友達はやっぱり貴重だと
10何年の時を越えて改めて実感。。
あ~~、なんかめっちゃ勇気もらったわ~~。いい手紙だった~。
就職がうまくいかない、結婚や恋愛がうまく進まない・・・。
それって自分の将来進むべき道が開けないようでとってもとっても不安になりますよね。。
でも今はあの時のトンネル時代の不安が今の私の原動力・活力になってると思える瞬間さえあります。
今、この悩みを抱えている人に、心からエールを送りたいで~~す
先が見えなくても、今出来ることを精一杯やってたらきっときっとトンネルは抜けられる(よね???)
どうかトンネル終わりますように~~~~
(人知れず○○ちゃんにメッセージ)