人生最後に後悔しないための読書論 中公新書ラクレ

 
明治大学教授 斉藤孝氏の書いた老後の為の読書について載っています。読まなきゃ損する…そんな本が沢山記載されているので、一度は目に通していただきたい本の一つです。
斉藤氏のセミナーを受けた後、彼の本を一冊は読んでみたいと思い次に繋がりそうな本を見つけて来ました。

 

 

温故知新

 

この言葉を勉強した時を思い出すと、記憶の彼方へと思いを馳せる事になります。暖かい春の日差し…柔らかな国語の先生の眠くなる声…黒板に書かれたものを書き写すだけの作業…そんな物語が思い出されます。

 

 




 

さて、皆さんはこの言葉の意味を知っていましたか?

 


ここに来られた方々は教養のある方が多いと思います。



「昔のことをよく学び、そこから新しい考え方や知識を得ること。また、過去のことを研究して、現在の新しい事態に対処すること」明鏡国語辞典第二版を参考

 

辞書に書いてある温故知新の意味こちらです。

この言葉の意味は知っていても、どこから来たのか、私のように忘れてしまっている方もいることでしょう。

 

 

 

 

 

 

温故知新」=「故きを温めて新しきを知る


この言葉は、「論語」と呼ばれる

かつていた孔子という人物と、弟子たちのやりとりをまとめた書物に載っています。

 




そんな彼らのやりとりをただの文学」として読むだけではなく、「物語」として楽しむという部分に強く共感を覚えました。私が受けた過去の国語の授業にはそれぞれの「物語」があったように、昔の書物にも物語があります。その生きた形を、ただの人生訓として読むだけでは、勿体ないですね…

 

 

 

 

また、こちらには斉藤氏が紹介している

超おすすめ!読書術も載っており、方法としては、

 

 

①数冊本を買う

おしゃれな雰囲気を味わえる喫茶店へ行く

③一冊につき時間を絞って、ところどころ興味が湧いたところに目を通す

 

というものです。

特別な日の読書に是非やってみたいですね!

 

 

こちらの本は、面白い本を探している人、読書をしている方の中でアドバイスが欲しい人、におすすめです。

 

 

是非、読書の時間を至福なひと時にしていきましょう!