今日は私の靴についてお話をしたいと思います。
私が履いている靴はAIR MAXシリーズで
底面全部がエア クッションのタイプのものです。
多くの皆さんがご存じだと思いますが、私の左足底の殆どは移植した皮膚の為
非常に皮が剥けやすくまた神経が通っていないために靴の中が血の海になっていることもザラでした。
何十足も試してたどり着いたのが
このAIR MAXシリーズです。
左足の靴の広がり方や左側面がめくれあがっていて普通じゃないと言うことが
分かって頂けるのではないかと思います。
もちろんこの靴だけで私が普通に歩ける訳ではありません。
最近はオーダーメイドインソールも流行っていると言われていますが
私の足は土踏まずが無くこれを形成するために医療用装具として
インソールをオーダーメイドして足のズレを出来る限り無くしてくれています。
装具士の先生曰く、運動靴に勝る靴は無いと言われており
このインソールと靴の組み合わせが現時点ではベストです。
医者には移植した左足底の皮膚は背中から持ってきた皮膚なので
1万なんて歩くな!と言われていますが
この組み合わせのお陰で今では1万歩歩いたり走ったりする真似事が出来ています。
また最近では靴の中にカーボンやグラスファイバーが内蔵されたものがありますが
私には必要ありません。
何故なら、私の右足自体(正確には右下腿)が義足で足部がカーボンになっています。
パラリンピックで
バネの様な足を見たことがあるかと思いますが、あれは
ふくらはぎと足部での反発力を高めるための競技用の義足です。
通常の義足は足部がカーボンやグラスファイバー等の素材です。
(イメージです)
足部を変えてカーボンからグラスファイバーに変えてみましたが、
しなりが良く足の蹴りだしまで保持してくれる半面
反発力が弱いので現時点では反発力重視でカーボンのままで良いという結論で
今もカーボンの足部でランニングの真似事をしています。
たぶん実際にカーボンやグラスファイバーが内蔵された靴を履いた方も
同じ様な感覚では無いかと思います。
そんな両足の状態で久米島5キロ、そして17ENDマラソン 7キロを
走ろうとしています。
無謀以外の何物でも無いですよね(笑)
ただ、昨年17ENDマラソン(7キロ)で遅いながらも完走出来たことは、
私でも迷惑を掛けずに走りきることが出来た事として自信につながりました。
靴のアウトソ―ルは
もう完全にボロボロになっている為、
早いうちに買い替えて新しいAIR MAXに履きなれた状態で
久米島・17ENDマラソンに臨もうと思います。
タイムではなく私の場合は規定時間内に完走出来る事が目標です。
おしまい