今回のお土産の中でフランスでバターを購入し溶けずに持ち帰る事が出来たと申し上げましたが、
何人かの方にご質問を頂きましたので回答を含めて記事に致します。
日本から持って行ったもの
・保冷バッグ
・新聞紙
ホテルの部屋には冷蔵庫が無く、
またフロントでも大きな冷凍冷蔵庫も無く保冷剤を持って行っても保冷剤を凍らせることは
出来ないと言われており極めて困難な状況でした。
まず、バターは帰国前日の夕方にボンマルシェで購入
ボンマルシェでは1ユーロを払えば真空パックにしてくれます。
(今回のものは写真を撮る前に既に嫁様が開封してしまったので前回の冬の物)
ホテルまでは常温
ホテルのフロントに夜8時まで冷蔵庫に入れておいて下さいとお願いし保管して頂きました。
その後、20時ちょっと前に近くの冷凍食品チェーン店(PICARD)に行き
ロックアイス同様の大きさの氷を購入(写真無)
保冷バッグに入れる際、氷とバターを別々に新聞紙で包んでさらにその辺にあった
ビニール袋に入れて水滴が付くのを出来る限り防ぎそして保冷バッグへ
翌早朝シャルルドゴール空港へ行き、預け荷物にする前に状態を確認したところ
氷は半分くらい溶けていますが、保冷効果はまだあると判断し新聞紙を新しいものに
替えてそのまま預け荷物へ
ヘルシンキ空港到着時荷物を一回ピックアップします。
(日本までの通しも可との事でしたが・・・)
上空ではかなり低温になると聞いていたので、ヘルシンキ空港で引き取ったところ
結構氷は溶けていました。
但し、上空の温度が低く冷蔵庫代わりになったのかバターは冷たいまま
ヘルシンキ空港の中にスーパーがあり、そこには冷凍食品コーナーがあります。
今回は
フライドポテトとベリーミックスを保冷剤代わりに、そして現地の新聞を購入
(フードロス削減が叫ばれる昨今、もちろん捨てる様な事はせず再度冷凍して食べます)
濡れてしまった新聞紙や保冷バッグを新しい新聞で綺麗にふき取った後
バターを現地の新聞で再度包むのと同時にフライドポテトとベリーミックスも新聞紙で包んで
預け荷物へ
この状態で13時間半経ち預け荷物をピックアップし確認すると保冷剤代わりの食品は
半分くらい溶けていましたが
バターは冷たいまま形状も全く変わっていませんでした。
日本の気温は35℃
さて、ここから自宅が一番危険と思って思いついたのが第三ターミナル内のセブンイレブン
本当はロックアイスを入手したかったのですが、空港内のセブンでは置いていなかった為
アイスコーヒー用のカップに入った氷を購入
(セブンイレブンではアイスコーヒーにする事は出来ませんでしたが、帰宅後自宅で市販の
アイスコーヒーの氷として使い美味しく頂きました)
それを保冷剤代わりにしてバスや電車を利用して1時間半ほどで自宅に到着
セブンの氷は全く溶けておらず、保冷剤としての役目を十分果たしてくれたと思います。
この様な感じで日本に全く溶けない状態で持ち帰る事が出来ました。
[ポイント]
・保冷バッグや新聞紙は必須
・現地で真空パックにして貰うのがベスト
(ギャラリーラファイエット・ボンマルシェでは1ユーロで真空パックにしてくれます
また真空パックにする事で溶けても他のものに影響が出ない)
・ホテルの部屋に冷蔵庫があれば帰国まで冷蔵庫で寝かせる
部屋に冷蔵庫が無い場合、ホテルのフロントにチェックアウトまで預かって貰う
・それも無い場合は直前にバターを買い、冷凍食品と一緒に新聞紙に包み保冷バッグで
保冷状態にする。
・到着地と同じ場合(今回私の場合はヘルシンキ空港)、その時点で冷凍食品を探す(笑)
・私の様な経由地(ヘルシンキ)がある場合、面倒ですが状態確認の為にスルーバゲージにせず、一旦引き取る
新聞紙は保温&緩衝材の役割を果たすようで、別途買った壊れやすいチョコ類も保冷には
しませんでしたが、形も崩れず破損無く持ち帰る事が出来ました。
以上ご参考になれば幸いです。
おしまい