まず、トラブルメーカーとは、「trouble(問題・もめ事)」と
「maker(作る人)」が合わさった言葉で、「問題やもめごとを作る人」を
指します。
「この人といると、いつも何かしら問題が起きる」「あの人の周りはいつも
もめ事が多いな」と周囲に思わせる人がいれば、トラブルメーカーと言える
そうです。
確かに私の場合、「この人といると、いつも何かしら問題が起きる」と
よく旅仲間に言われます(汗)
先日のクアラルンプールでも私が帰国した翌日に帰ろうとした友人の便が
台風で欠航し、翌々日に変更になったりしたそうです。
私本人としては自覚症状は全く無いのですが(爆)
さて、今日は今回一緒に行った友人に早く書けと急かされている様な気が
しましたので記事にします。
8月某日JAL便でマレーシア クアラルンプール到着しました。
今回JALのビジネスクラスには
優先レーン利用可能の紙が配られ、指示に従い
誰も居ない入国審査を1分で通過しました。
(エコノミーの方は20~30分並んでいたようです)
そして、預け荷物のスーツケースを受け取りホテル(JWマリオット)へ直行
この日は寝不足&疲れていたので直ぐに寝てしまいました(汗)
翌朝シャワーを浴びるべく必要なものを取り出すために自分のスーツケース
(ダイヤル3桁式)を開けようとしましたが
開きません(汗)
実は先日のヨーロッパ旅行で同じスーツケースを持っていき番号がズレて
ロックが掛かってしまいまして、ネットで調べるとそれを解除するのを
3桁の前後2番地以内と言われて無事開きました。
今回も同様のケースと考え、3桁の番号の前後2番づつをトライしてみました。
結果は
開きません(汗)
仕方なく
000から999まで順番に開くかを試すことにしました。
300番台に来てやっとロックが解除され開きました。
始めてから15分程でロック解除
友人にはペンチ等で切っちゃえば?と言われましたが
必ず開くと信じて黙々と開錠作業をしておりました。
そして中を確認した瞬間
「あっ!!これ俺のスーツケースじゃない!!」
って事に気付きました(滝汗)
つまり人様のスーツケースを私が持って行ってしまいました・・・。
スマホのメールを確認すると
前日に私のスーツケースが置き去りになっている旨のメールも
JALの現地スタッフから来ておりました。
写真も添付されおりました。
さすがに慌てました。
直ぐに日本のJALのデスクに電話したのですが、スーツケースは現地空港
JAL事務所でしか対応出来ないとの事。
そして営業時間はJAL便が到着し出発するまでの15:00~24:00まで
気が付いたのはAM7:00、まだ8時間以上あります。
気が気ではありませんでしたが、どうする事も出来ませんでした。
追い打ちをかける様に、友人からは有難いお言葉で、
「これって、大魔王さんの過失だから、もし相手が衣服等を購入したら
JALとの損害賠償問題になるかも!」
と恐怖のどん底に落とされた気分に(冷汗)
そして、時間が来てJALの現地事務所にTEL
「とにかく今からスーツケースを持って来てください」
という事でJWマリオットからクアラルンプール空港JAL事務所へ
人様のスーツケースを持ったまま、
こちらで受付
パスポートと引き換えに名札を貸与して頂き制限区域エリアへ
(右上のスーツケースが人様のものです・・・汗)
マレーシアエアラインのバゲージ関係を扱っている部署でまずは私の航空券と
クレームタグを確認し
私のスーツケースの引き取りを終えます。
その後、人様のスーツケースを同じ部署で預かって貰い
先程の受付に行き、今度は名札を返却、パスポートを受領
JALの職員の方とはその場でお別れとなりました。
以上が今回の顛末です。
「あれ?損害賠償は?」
とお思いの貴方鋭いです!
実は私が取り違えたスーツケースの持ち主の方は日本からの旅行者ではなく
現地在住の日本人の方との事でした。
何度もJALの職員の方に確認しましたが持ち主の方は決して怒っておらず、
むしろ宅配でスーツケースが送られて来るので手間が省けたと
おっしゃって下さった様です。
私は救われました(滝汗)
もし、本当に旅行者だったら間違いなく損害賠償問題に発展しかねない
状況でした。
今回そもそも何故この様な事が起こったのか?
*スーツケースはRIMOWAのサルサエアー
*色も同じ
*容量も全く同じ
*どちらもファーストクラスのタグ付き
*シール等ゴテゴテしたものは一切なし
(実際には私のスーツケースには1枚だけシールが貼ってありましたが
バゲージクレームで裏面になっていて気付かず・・・汗)
さらに輪を掛けたのが入国審査優先レーンで通過した為バゲージクレームに
誰も居ない状態で回転台が回りだし荷物が続々と出て来ました。
こんな色のスーツケースを持っている人は居ないだろうと言う先入観から
番号を確認しないまま優先的に出てきた同じ色のスーツケースを持ち去って
しまったというのが事実です。
つまり、私が間違いを起こさなければご迷惑をお掛けしなかったと言う
本当の意味での私はトラブルメーカーになってしまいました。
たぶん当ブログをご覧になっていないであろうスーツケースの持ち主の方、
並びにJAL職員の方々大変ご迷惑をお掛けいたしました。
皆さんも私の様な思い込みでとんでもない事態に陥らない様に、タグ番号の
確認を必ず行う様にお願いします(自戒の意味も込めて)
尚,ホテルに戻った後友人に説明したところ
損害賠償問題に発展せず残念そうな顔をしていたのを今でも忘れません(嘘&爆)
おしまい