さて、今回は実際の流れについて書こうと思います。

 

まず、チェックイン(活動開始)を行う前に

 

必ずアルコール検査を行います。

車を運転するので当たり前ですよね!!

 

機械を使って息を吹きかけるとしばらくすると測定結果が出ます。

 

0.000mg/Lが出ないと当日の活動を出来ません。

ちなみに、アルコール含有しているマウスウォッシュの後に測定すると

0.091とか0.058とか数字が出ました(汗)

うがいを何度か行って0.000mg/Lになりなんとか活動OKになりました(滝汗)

 

翌日運転する時はアルコール検査に引っ掛からない様にホテルでも一滴も

お酒を飲んでおりませんでした。

 

 

 

 

書類に体調の良し悪しやアルコール測定シートを貼り提出し、活動が始まります。

 

 

 

 

 

配車は

T-TOSS(TOYOTA Transport Operation Support System)

と言う世界のTOYOTAが開発したオリパラ専用の輸送システム

 

 

貸与されたスマホを使って

車に貼られたQRコードを読み取って施錠を解除

 

車のキーが無くても運転が出来るなんてさすが世界のTOYOTAと思いました。

 

 

また、ステイクホルダー(以下SH)が持っている

 

アクレディテーションカードを後席の端末で読み取ると

 

 

 

行先をカーナビが読み取ってルート表示をしてくれる何とも凄いシステムです。

 

 

ファーストドライバーと呼ばれる人が

その日の最初に運転してSHをホテルから会場(例えば武道館)にお送りします。

 

カーナビの指示に従い近くまで案内するのですが、普通と違うところは入場するところがセキュリティーが厳重になっており、決まった場所からしか入れません。

 

実際武道館に入る際は

PCP(黒枠)と呼ばれるところで

 

 

 

 

こちらの青い標章が対象かどうかを確認し、

 

OKだと敷地の中に入れます。対象でなければ近づく事すら許されません。

 

 

次に

 

VSA(赤枠)と呼ばれるテントで1台1台厳重にチェックが行われます。

 

車はボンネット・トランク・ドア・給油口など全て開けてチェック

 

このチェックポイントはあまり知られていないと思いますが、自衛隊の方が24時間対応して下さっています。国旗掲揚の時だけに自衛隊の方々が現れるだけしか報道されませんが、実は至る会場で酷暑の中自衛隊の方々の厳重な警備のおかげで大会が安全に行われていたことをもっと知って頂きたいです。もちろん全国から集まった警察官の方にも感謝です。

 

 

乗車している者(SHを含む)は一旦車から離れて、

 

 

別室で

 

(TOKYO2020 HPより引用)

 

アクレディテーションカードと顔認証が同時に行われるシステムを用いて対象外だと

弾かれ「おととい来やがれ!!」とカメラ口から塩を撒かれます(嘘)

 

 

もちろん、著者は顔パスです(殴打)

そして空港と同じ様な保安検査が行われ晴れて、武道館に近づけるという形になります。

 

 

普段何気なく近づける武道館でしたが、

 

この時期にこの様な写真を撮れるのは私達の様なドライバーだけだと思います。

(関係者を除く)

 

 

SHをホテルでピックアップ⇒会場へ送迎⇒SHをホテルへ送迎

これが基本パターンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところが、とんでも無いトラブルが発生して現場が!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪夢は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく