さて、飛行機に乗って定刻に運航って言うケースが殆どだと思いますが、
時々目的地変更って言うケースを耳にすると思います。


wikipediaによると

ダイバート(英語: divert)とは、航空機の運航において、当初の目的地以外の空港などに着陸すること。

 

また、ダイバートが発生するパターンとして主なものを下記に列挙しています。

1,目的地の空港において、主に視程不良・横風制限など最低気象条件を下回ったことにより着陸ができない場合。
2,目的地空港の滑走路が航空事故や天災など、何らかの理由によって閉鎖されている場合。
3,何らかの理由により搭載燃料が不足し、目的地にたどり着けない場合。
4,機内で急病人などの発生、機体異常の発生などで緊急に最寄空港に着陸する必要がある場合。
5,目的地空港の運用時間が終了している場合。

離陸直後に機体や機内に異常が発生した場合では、出発空港に引き返す場合(この場合は「リターン」)もある。



等がある様です。

私は過去に3度ほどこのダイバートを喰らっています。

到着時間が早い順に

1つ目は2018年6月に行った日帰りソウルの帰りの便




JL94便ソウル金浦発羽田行き


順調に日本海を抜けて羽田に向かっていたのですが


舞鶴上空で旋回を始めました。


機長からのアナウンスで

 

大韓航空機が機材故障で滑走路を塞いでしまっ為着陸出来ない

 

 

 

 

と言う事で向かったのは関西国際空港



空港で一夜を明かすかと思ったら燃料補給して直ぐに離陸



関西空港で駐機中に

 

台湾にダイバートしてくれればとお守りの台湾のTWD100を持っていたのですが(爆)


通常のスケジュールでは羽田着は

 

21:30が定刻ですが、23:56着。

2時間26分遅れです。

 

この場合上記のパターン2に該当するものでしょうか?

公共交通機関はストップしている時間ですが、車の私は関係なく帰れました。




2つ目は2013年11月

 

香港発羽田行き JL26便




機材はB777


この時はビジネスクラスに搭乗


ベッドモードにしてのんびり過ごしていると突然機長からのアナウンス

当機は羽田空港天候不良による混雑で旋回しておりましたが、燃料不足により
セントレア空港に緊急着陸致します。


とアナウンスが流れ




画面も名古屋に到着地変更




隣のデルタ機もダイバートでしょうか?


タラップが接続されまして降りるのかと思いきや

燃料を補給して再度羽田空港に飛び立ちますと言う事でした。


タラップから降りなければ外の空気を吸っても良いという許可をCPさんに貰って
(まだ入国していないので勝手にタラップの下に降りてはいけない)


飛行機からセントレア空港を逆撮影(笑)

乗っていた機材はワンワールド塗装でした。




定刻は20時25分ですが、到着は23時45分

3時間20分の遅れでした。

 

この場合上記のパターン3に該当ですね。




そして最後は

 

2014年11月 

 

香港発羽田行き CX542便

 




機材はB747-400ジャンボジェットです。


こちらは伊豆上空で台風接近により着陸機が混雑しており待機しておりましたが、

 

 

機内アナウンスで


当機は羽田空港に着陸出来ない為韓国ソウル仁川空港に目的地を変更します

 

との事

3連休最終日と言う事もあって機内は満席でした。たぶん400名近くが搭乗していたと思います。

リモコンの表示も

 

香港ー羽田ではなく仁川に変更(汗)



でも、こんな事が起こると思って

 

偶然韓国ウォンを持っておりました(嘘&爆)


もちろんこの日はこれにて運航打ち切りで韓国に入国後地上係員の案内でホテルに宿泊


翌朝指定のバスに乗って空港へ


チェックインカウンターの受付は10時~


行ってみると

長蛇の列
(これでも半分でもっと後ろにずら~りと並んでいました。

何せ400人以上の人がカウンターに一気に押し寄せています)


さて、私はどうしたかと言うと


殆ど誰も居ない最左列のファーストクラスチェックインカウンターでチェックインを済ませておりました。
(当時、この写真は撮っておりましたが、個人的なポリシーで掲載しておりませんでした)



ファーストクラスラウンジの利用だけではなく、こういったトラブルの時にも他社エメラルドの

恩恵に与る事が出来るのが大変有り難い事です。



仁川発羽田行のCX542Dの表示はめったに見る事が無いでしょう(笑)




機材は昨日と同じジャンボジェット


その後何の問題も無く羽田空港に到着



定刻は21時35分でしたが、到着は翌日16時4分


何と18時間29分の遅れでした(笑)

この場合パターン1に該当するのでしょうかね。



[おまけ]


実は全く記事にしておりませんが2021年に入ってから


出雲行きに乗りました。





機材はB737-800





富士山がとてもきれいに見えておりました。

ところがその後

 

雲行きが怪しくなり






ん??何だこの線は・・・(汗)







出雲空港に着陸出来ず折り返しましたとさ(爆)


今まで何度かダイバートはありましたが折り返しは初めてでした(笑)

この場合リターンって言うんですね(汗)


こちらはそのうち気が向いたら記事にします。

 



皆さんもダイバートと言う言葉を覚えて頂くと共に飛行機に乗られた時に、

 

いつダイバートになっても良い様に心の準備そして各国紙幣をお忘れなく(笑)




おしまい