さて、ホテルを出て、
この大通りを歩いて5分のMTR港湾線の西営盤駅から乗車します。

そうそう、
 
 
 
お出かけするのにおやつをもっていかなければいけませんね。
 
ソウル仁川空港で買ったおやつ
 
おやつは300ウォンまででしたっけ?(笑)
 

駅に向かう途中に

この中を通らなければなりません。

何かというとバリケードです。

ここには役所があり、この中を通ると警察官がおります。
ただ、検問をしている訳ではなく、あくまでデモ隊が役所を攻撃するのを守るために
配置されています。
 
MTRで向かったのは尖沙咀

一番賑やかなブランド街もご覧の人通り
 
 
 
MTRの入口も一部は閉鎖されており、いつもの活気ある香港が嘘の様に静まり返っていました。
 
 
 
私が来たかったのはここ

ジェニーベーカリー
 
一時はお店の外まで行列が出来る大盛況ぶりでしたが、ご覧の様に閑散としていつでも買えます。
あまり混雑しているのなら翌日朝に並んで買おうかと思って事前に調べに行きましたが、
これならいつでも買えると思い、翌日に再訪することにしました。
 
 
道路に出ると日本語で

「自由は死せず」
と走り書きされていました。
 
これは直木賞作家・門井慶喜氏の小説をもとにしているものと思いますが、
この言葉の由来は自由民権運動を推し進めていた板垣退助の
 
「板垣死すとも自由は死せず」
 
から来ているものと思います。
何か香港の方々の現在の苦悩がうかがえる非常に意味が深い言葉と感じました。
 
 

ホテルでNHKのTVを観ていた時にも
 
ちょうど香港のデモの事をやっていました。

この方の言っている言葉も先ほどの走り書きの様な苦悩を伺わせますね。

ただ何度か申し上げていますが、
 
この映像を見ると香港全土が厳戒態勢の様な印象を受けますが決してそうではありません。
危険な地域はごく限られたところに限られており、至って普通の香港でした。
 
話はちょっとそれますが、
 
何故今新型コロナウィルスで日本政府が非常事態宣言を出したのに諸外国の様に
外出禁止令と言った命令を出せないのかご存じでしょうか?
(既にTVで放送されていると思いますが・・・)
 
それは日本国憲法に自由権があり、「国民の自由」「国民の意見」が尊重されていて
二度と独裁国家にならないよう明文化されているため国民皆で国を回すことが
求められています。
今最大限度憲法下で出来る法的解釈で「要請」という文言を使ってお願いをされています。
 
私たちが日本国民としてこの国で生きるなら「外出を自粛する責任がある」という事が
求められています。
 
2047年には一国二制度は廃止され香港は中国に吸収されてしまいます。
今香港の若者がデモを起こすのは自分達が大人になった時に将来の自由が奪われ、
どんどんと一国二制度を無視して中国政府の圧力が強まっていくことに反旗を翻して
いる為だと思います。
 
そんな香港の状況とは全く違う自由が守られている日本
だからこそ今、自分達が何をすべきかが求められているのではないかと思います。
この記事を書いていて考えさせられました。

尚、決して政治的意図ではなく事実・法的根拠に基づき自論を述べさせて頂きました。
(たまには真面目な事も書かないと・・・笑)
 

閑話休題
 
 
MTRで西営盤駅に向かう駅の電光掲示板に
エアポートエクスプレスは10分間隔で運転、
そして、途中駅には停車せず香港駅までノンストップで運行しています
 
 
 
 
エアポートエクスプレスを除くMTRやバス等の公共交通機関は
PM10:00で運行を取り止めるとの書かれていました。

コロナウィルスが終息した後の香港がどの様になるのか気になります。
コロナが終息したら現地調査にも行ってみたいです(笑)

夕食は西営盤駅近くにあるこちら
MAK MING NOODLE
 
 
 

メニュー

ここで私が食べたのは
 
海老ワンタンメンでした。
このゴムの様な麺の触感が香港に来たと実感させてくれます。
ちなみにワンタンは下に沈んでおり、必殺ワンタン返しが必要です(笑)

その後はホテルに戻り就寝です。
 
 
つづく・・