その時、大きなスクリーンに、皆が待ちわびていたミューズの影が映った。
小さな体からあふれて濁流のようになっている音楽への喜び。
黄色のギターがいつもと違う彼女を演出していた。もしペンライトを持っていたら、私は黄色を灯していたかもしれない。←多分あの空気でそんな勇気はない。
この曲はこの日のためのファンファーレだ。5人でのライブでは使う場はない。←もったいないが、考え付かない。
ドラマーでもある彼女に、ピッタリの曲。スネアドラムのギャロップのリズムが気分を高揚させる。いつかご本人のドラムも聴けることだろう。
ウォウウォウイェイイェイは、その詞(ことば)以外あてはまらない。
曲中のwowとかyeahは、場つなぎとか音数合わせの言葉と思っていたが、これだけ意味・感情のこもったウォウウォウイェイイェイは聴いたことがない。←私の乏しい音楽体験では。
詞も全てこの日への喜びが素直に表現されている。難解な比喩は全くなし!
ただ、杏果をよく知っていれば、さらに深く響く。
「心に決めた約束果たす瞬間のあたし 見届けていてほしいの」12歳の杏果に?
「何度もつまずいて転んでた その度諦めかけ 挫けそうな自分との闘いを 続けていた」うん、みんな知っているよ。
重箱の隅タイム
「始まりの予感 あなたと感じたくて」
文字にするまで気付かなかった。
予感を感じる…。
山に登山する とか 頭痛が痛い といったものと同類の誤用となるのかな?
でも、気にならないんだよね。目が気になっても、耳はスルーする。
予感を共有したくて…
堅いなー。
兆しを感じたくて…
なんか違うなー。
間に あなたと が入るのも関係しているのかな?
別に誤用でもない気がする。むしろこれしかない。国語の専門家の方、どうでしょう?
やっと1曲目について書き終えました。全曲終わるのに年をまたぐかもしんない…。
アホなエピソード
「諦めかけ」で変換したら「アキラ妾」と出た。アホなガラケー。いまだに「あんか」と打たないと「杏果」と出ない。2つ目はモノノフあるある?杏果実の表記は何のエピソードだったっけ?