ゾーン

　３０歳を目前にして、昔からよく人に言われたことの意味を少しずつ自分なりに理解し始めたことがある。
「世の中にはグレーゾーンってものがあるんだよ。白と黒にキッパリわけることは出来ないわけ」
　もう何度言われたかなぁこの台詞。

　白と黒にわけないと気が済まなかった私なので、よく人とぶつかった。
　グレーゾーンなんて言い訳は聞きたくなかったし、そんな都合のいいゾーンに逃げ込むなんてしたくなかった。
　しかし最近は考え方が変わって、
「グレーゾーンは白にも黒にもなる可能性に満ちたゾーン」
だと思うようになった。そう思うと、黒になりきってないんだから白になるかもしれないという希望すら沸いてくる。

　多分世間一般で言うグレーゾーンの意味とはちょっとずれているけれど、３０歳を目前にした私はここに今辿り着いた。


　白と黒にわけるんじゃなくて、紅白に分けるんだったら、ピンクゾーンだったのにな。

久々

　一昨日blog書いたんですけどね、あと一行で終わりってところでfirefoxが強制終了してくれて、再度立ち上げる気力もなく寝たのです。

　最近blogを書いていないのはTwitterをやってるからでもあるんだけど、単に気乗りしないというのが一番の理由だと思います。思ってることや感じてることをそのまま書いて言い訳じゃないってわかるから書けないし、自分が感じてることを書けないなら書く意味がないしね…。

トローチと通院日

　先日、通院日だったので病院に行ってきた。
　混んでた。今年一番の人出だった。車いすの人もいつもより多かったし、検尿コップもらうのに１０分以上かかったのなんて初めてじゃないだろうか。
　
　検査結果は、数値はいつもより少し上昇していたけれど風邪の影響だろうということで今回は様子見。基準値から段々外れて行っている気もするけれど気にせずに様子見。薬は増やしたくないからね。
　風邪で咳だけが残ってしまっていてすごく辛いという話をしたら、ぜんそくみたいになってるねと先生に言われた。確かに、寝ていても咳で目が覚めるし、息を吸えなくなるくらい咳がひどくて喉が切れるんじゃないかと思うくらいだったからな。結局いつものお薬にぜんそくの薬をプラスしてもらって帰って来た。

　ぜんそく用に出してもらったのは飲み薬と貼り薬とトローチ。
　貼り薬は２．５cm角くらいの薄いシートで、それを胸か背中か上腕に貼ると気管支を拡張する作用があるらしい。1回貼ると２４時間持つそう。素晴らしい。医学って進歩しているのね。
　早速貼ってみたけど、なんか咳は治まって来てるし効果実感出来ないなーと思っていたら、今日会社の先輩が同じ貼り薬を使ったことがあるという話をしてくれた。その先輩はその貼り薬を貼ったら手が震えてしまって字が書けない程になり、体に合わなくて使用をやめたんだそう。そんなに強力な作用があるのか！とびっくりしたけれど、そういえば昨日今日と自分の筆跡がいつもと違うなと思ったのはそのせいなのか？とも思った。
　病院行ってから急に回復したなーと思っていたのだけど、飲み薬も飲んでるし貼り薬をずっと貼っていたからだったのか！と今更気がつく。
　医学って進歩したなぁ。
　貼るだけでいいなんて。

　トローチなんて久々に出してもらったのでうかれて一日に８個くらい舐めていたのだけど、さっきふと薬の袋を見たら『１日２回』と書かれていた。
　しまった、もう軽く６日分くらいは舐めちゃった。
　トローチ舐めすぎるとお腹こわすとかあるんだろうか・・・。
　（調べてみたけど副作用はほとんどないそう）

　トローチって名前に緊張感がないし、味も微妙な甘さで不思議な薬。
　子供の頃、トローチみたいなドーナツ型の飴が好きだった。