白川郷
さて、書き忘れていた白川郷レポです。
期待せずにご覧下さい。
私にとって初めて訪れた世界遺産、白川郷。この日は雨だった。
合掌造りということ以外予備知識のなかった私。
キッチリ整備された道を通り、大きな駐車場に案内された。若いスタッフが沢山いて観光客の車を次々に案内している。お土産屋さんや食事どころも合掌造り。さすが世界遺産、ものすごくちゃんと整備されているなぁという感想。
大きな吊り橋を渡って集落へ向かう。しっかりした橋だけれどやっぱり少し揺れる。楽しい。
吊り橋を渡ると家々が建ち並ぶ集落に出る。
・・・予備知識のなかった私は、ただ驚いた。
そこには民家が建ち並び、畑も田んぼもあって、車が止まっていて、おじさんがカッパを着て畑の手入れをしていたのだ。民家も普通の木造で、物干竿があって。
私「あれ?白川郷って、普通に人が住んでるの?」
彼「そうだよ。知らなかったの?」
知らなかった。全然知らなかった。しかも白川郷って全部合掌造りなのだと思っていたのに、橋を渡って出たところには合掌造りがなかった。普通の、木造の。
こんなに観光客が来て、ここに暮らす人は大変だろう。洗濯物を干すのも嫌だろうし、自分たちの生活が丸見えになってしまうようで。私だったら耐えられない。大変な苦労の中暮らしているのだろう。
そんなことを思いつつ集落の中を進むと合掌造りがちらほらと出て来た。これも驚いた。合掌造りの方が少ないのね。合掌造りの集落ではなかったのか。
大きな茅葺きの屋根を見ながら、昔聞いた話を思い出す。
茅葺き屋根の家は住むのも大変なんだと実際に住んだ人が言っていた。天井にカメムシが集団で巣食ってしまうのだそうだ。カメムシの集団との共同生活は私には耐えられないので(生活どころか一瞬でもその場にいたくない)、私は茅葺きのお家にお嫁には行けないと昔本気で思ったものだ。
白川郷には、合掌造りの民宿が幾つかある。本気で田舎の暮らしを満喫したいと思っている人以外は楽しめないんじゃないだろうか。外国人観光客が一番楽しめそうだ。私は怖くて中に入りたくないけれど。(カメムシはさすがにいないと思うけれど。)

しかし合掌造りは絵になるね。

雨のしっとりした空気が建物にぴったり合う。日本の湿度の中で出来た建物ならではだろう。

マンホールにも白川郷。
白川郷の中には軽食屋さんばかりで本気でガッツリご飯を食べるようなところはほとんどない。あったとしても蕎麦なので、長野から行って食べる気になれない。ご飯は食べたかったけれどそこに食べたい物はなく、あちこちにある『飛騨牛串焼き』の看板やのぼりが徐々に魅力的に見えて来た。しかし固そうで食べる気になかなかなれない。
そんな中豆菓子屋さんに入り、豆菓子を味見しながらお買い物。
美味しい物をちょっとつまんで少し満たされ、展望台へと向かった。
展望台は台といっても建物があるわけではなく、単に白川郷の景色を見下ろせる高台だ。白川郷の有料駐車場からシャトルバスが出ているけれど、車ですぐに行けるので車で行くことをお勧めする。駐車場も無料だし。ちなみに集落の中から歩いても行ける。私達が見た看板には『徒歩15分』と書いてあったが、私なら30分以上かかると思う。体力に自信のある人は歩くのもオススメ。
車でも、シャトルバスでも、歩いても、辿り着けばこんな景色が見られる。


大きな木の間から白川郷を見下ろすことが出来て、ここからの眺めはなかなかのもの。
一眼レフを構えてベストポジションを探す彼は
「どこから撮っても枝が入っちゃう」
と嫌がっていたけれど、私はズームで木を避けて撮った写真より、上にある『山の、木の間から下をのぞいたらこんな景色が見えた』という感じがする枝が思いっきり入った写真が好きだ。
白川郷も、高山も、正直私にはあまり魅力がわからなかった。
どちらも長野県にいれば同じような物が見られる。
それは同じような物であって決して同じではないのだけれど、なんとなく長野にもいいもの・いい景色があるのになぁという気分になって帰ってきた。
木曽の宿場町や、全く観光地ではない山の集落にある茅葺き屋根の民家が思い起こされた。
父に
「高山に行って来たけど、私には魅力がわからなかったよ。」
と言うと、
「ああ、お父さんもわからなかったよ。3回くらい行ったけどね。」
と言われた。
そうか、これは血か。
また数年後に、もう一度行きたいとは思う。
その時はまた違う印象を受けることを期待して。
期待せずにご覧下さい。
私にとって初めて訪れた世界遺産、白川郷。この日は雨だった。
合掌造りということ以外予備知識のなかった私。
キッチリ整備された道を通り、大きな駐車場に案内された。若いスタッフが沢山いて観光客の車を次々に案内している。お土産屋さんや食事どころも合掌造り。さすが世界遺産、ものすごくちゃんと整備されているなぁという感想。
大きな吊り橋を渡って集落へ向かう。しっかりした橋だけれどやっぱり少し揺れる。楽しい。
吊り橋を渡ると家々が建ち並ぶ集落に出る。
・・・予備知識のなかった私は、ただ驚いた。
そこには民家が建ち並び、畑も田んぼもあって、車が止まっていて、おじさんがカッパを着て畑の手入れをしていたのだ。民家も普通の木造で、物干竿があって。
私「あれ?白川郷って、普通に人が住んでるの?」
彼「そうだよ。知らなかったの?」
知らなかった。全然知らなかった。しかも白川郷って全部合掌造りなのだと思っていたのに、橋を渡って出たところには合掌造りがなかった。普通の、木造の。
こんなに観光客が来て、ここに暮らす人は大変だろう。洗濯物を干すのも嫌だろうし、自分たちの生活が丸見えになってしまうようで。私だったら耐えられない。大変な苦労の中暮らしているのだろう。
そんなことを思いつつ集落の中を進むと合掌造りがちらほらと出て来た。これも驚いた。合掌造りの方が少ないのね。合掌造りの集落ではなかったのか。
大きな茅葺きの屋根を見ながら、昔聞いた話を思い出す。
茅葺き屋根の家は住むのも大変なんだと実際に住んだ人が言っていた。天井にカメムシが集団で巣食ってしまうのだそうだ。カメムシの集団との共同生活は私には耐えられないので(生活どころか一瞬でもその場にいたくない)、私は茅葺きのお家にお嫁には行けないと昔本気で思ったものだ。
白川郷には、合掌造りの民宿が幾つかある。本気で田舎の暮らしを満喫したいと思っている人以外は楽しめないんじゃないだろうか。外国人観光客が一番楽しめそうだ。私は怖くて中に入りたくないけれど。(カメムシはさすがにいないと思うけれど。)

しかし合掌造りは絵になるね。

雨のしっとりした空気が建物にぴったり合う。日本の湿度の中で出来た建物ならではだろう。

マンホールにも白川郷。
白川郷の中には軽食屋さんばかりで本気でガッツリご飯を食べるようなところはほとんどない。あったとしても蕎麦なので、長野から行って食べる気になれない。ご飯は食べたかったけれどそこに食べたい物はなく、あちこちにある『飛騨牛串焼き』の看板やのぼりが徐々に魅力的に見えて来た。しかし固そうで食べる気になかなかなれない。
そんな中豆菓子屋さんに入り、豆菓子を味見しながらお買い物。
美味しい物をちょっとつまんで少し満たされ、展望台へと向かった。
展望台は台といっても建物があるわけではなく、単に白川郷の景色を見下ろせる高台だ。白川郷の有料駐車場からシャトルバスが出ているけれど、車ですぐに行けるので車で行くことをお勧めする。駐車場も無料だし。ちなみに集落の中から歩いても行ける。私達が見た看板には『徒歩15分』と書いてあったが、私なら30分以上かかると思う。体力に自信のある人は歩くのもオススメ。
車でも、シャトルバスでも、歩いても、辿り着けばこんな景色が見られる。


大きな木の間から白川郷を見下ろすことが出来て、ここからの眺めはなかなかのもの。
一眼レフを構えてベストポジションを探す彼は
「どこから撮っても枝が入っちゃう」
と嫌がっていたけれど、私はズームで木を避けて撮った写真より、上にある『山の、木の間から下をのぞいたらこんな景色が見えた』という感じがする枝が思いっきり入った写真が好きだ。
白川郷も、高山も、正直私にはあまり魅力がわからなかった。
どちらも長野県にいれば同じような物が見られる。
それは同じような物であって決して同じではないのだけれど、なんとなく長野にもいいもの・いい景色があるのになぁという気分になって帰ってきた。
木曽の宿場町や、全く観光地ではない山の集落にある茅葺き屋根の民家が思い起こされた。
父に
「高山に行って来たけど、私には魅力がわからなかったよ。」
と言うと、
「ああ、お父さんもわからなかったよ。3回くらい行ったけどね。」
と言われた。
そうか、これは血か。
また数年後に、もう一度行きたいとは思う。
その時はまた違う印象を受けることを期待して。