歯 | マイニチ@SPICE

歯

 年末から歯医者に通い始めた私。3週間に一度のペースで通っている。なんと、10年ぶりくらいの歯医者通院。

 歯は、大切にしよう。

 散々虫歯を放置していた私が今更歯医者に足を運ぶことになったのは、詰め物が取れてしまったのと、痛みが尋常じゃなくなってきたからだった。しかし病気のおかげか痛みに敏感になっているので通常の歯科治療に耐えられる自信がない。そこで『痛くない歯科治療』として最近広まりつつある3mix-MP法という治療方法を行っている歯科医院を探し、意を決して乗り込んだのだ。

 正直歯医者は大嫌い。
 歯医者が嫌いなのではなく、あの治療器具のウィィィーーーーーーーンという音がダメなのだ。あの音を聞くだけで、猛烈に痛い気がする。本当に痛いのか、気がするだけなのかがわからない。
 しかし背に腹は代えられないので仕方がないと足を踏み込んだその歯医者さんは、応対がとてもとても良くて、なんだかスタッフがみんなすごくかわいくて、オンナの私もほれぼれ見てしまう程なのだ。先生は猛烈に忙しそうなのに私の歯の状況、これからの治療方針についてしっかり説明してくれる。思わず私も『ほほぅ』とか思いながら頷いている。信用してお任せしようという気になれる。
 ウィィィーーーーーーーンという音は相変わらずで、聞くだけで鳥肌が立つのを感じる。なんとかその恐怖を抑えようと、遠くから聞こえるクラシックのBGMを必死で聞いてみたり、全く別のことを考えてみたりするがどうにも鳥肌が治まらない。
 逆転の発想で、あの不快な音をとても前向きに捉えることにした。『おお!これはいま削ってるのか??磨いているのか??しかし素晴らしい、こうして歯が健康を取り戻していくのだ!骨が削られる振動を直に感じるなんてそうそうないことだ。なんて貴重な体験!これを楽しまずしてどうする!!』
 少し、鳥肌がひいた。

 希望どおりの3mix-MP法で治療は進められるし、沢山見つかった虫歯の治療と共に歯石を取ることになったし、始まりかけている歯槽膿漏の治療も同時にやることになった。この年になると歯槽膿漏が始まることが多いのだそうだ。見た目ではわからないため、定期的に歯医者に通って検査していないと見つけられないと思われる。実は私の虫歯も、見た目ではあまりわからないものが多かった。レントゲンを撮ってみたら歯の表面は白いのに中だけ虫歯になっていた・・・という歯がいくつかあり、今回歯医者に来ていなければ気がつかずにより悪化させてしまうところだった。
 更に、4本の親知らずを全部抜くことを勧められている。下の親知らずは両方とも横向きに生えてしまっていて、奥歯の根元を圧迫していたのだ。これもレントゲンでわかったこと。このままだと奥歯の寿命が短くなると言われた。親知らずはやっと歯茎から頭を出した程度で全く痛みもなく、絶対抜かないつもりだったが他の歯に影響するならやっぱ抜こうと考え直した。しかし抜くのは口腔外科の手術になると言われ、膠原病との兼ね合いもあって今通っている総合病院で抜くことを勧められた。何かあった時にすぐに対応出来る環境が良いということで。確かに、私もその方が安心。
 更に歯科衛生士と思われる方から歯の磨き方や私の歯磨きの不足がちな所を教えてもらったりもして、あの音にはまだ慣れないが結構充実した歯医者通院ライフを過ごせている。

 歯、大事にしましょう。
 歯医者にずっと行っていない人は、検査だけでも行きましょう。
 20代も後半になってくると歯槽膿漏が始まるらしいですからね。