キングコングが敗退して | マイニチ@SPICE

キングコングが敗退して

 なんだか胸がぽっかりと穴があいたようで、赤いきつねの伸びたうどんを啜りながらM-1の最終決戦を見ていた。
 もう終わって何時間か経つのに、西野君の表情が忘れられない。

 私は熱狂的なキングコングファンでもないし、はねるのとびらもたまにしか見ないし、お笑いは大好きだけれどかかさず見る番組ってない。あ、ゴチバトルは好き。多分面白いからだけじゃなく、料理を見たいから。あと『ほぼ100円ショップ』はかなり好き。あれは相当好き。

 そういうわけで熱烈にキングコングを応援していたわけではないけれど、昨年の西野君の涙とキングコングの2人の漫才にかける情熱はわずかながら知っていたから、今日の18時半までこれといって何かしたわけでも見たわけでもないけれどキングコングを応援しながらM-1を見ていたのだ。
 
 同じ28歳の1人として。

 西野君のストイックさとか、情けない所まで受け止める所とか、仕事に対する情熱や、人に対する愛情がとても好きだ。同じ28歳だけれど私はまだまだだと思わされる。私もあんな人になりたい。
 今日のあの表情を見て私が泣いたことはうまく言葉に出来ない。
 言葉にならなかった。