佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫) [ 佐藤可士和 ]
785円
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佐藤可士和というグラフィックデザイナーが仕事術について書いた本である。
佐藤可士和は知らなくても、作品はみたことがあるのではないだろうか。
ステップワゴンのCMやスマップのCDジャケット、今治タオルのロゴなど
多岐にわたる。
第1章 問題解決のための“超”整理術
・一見アーティステックに自己表現をしているのではと思われがちですが、
実はドクターのようにクライアントを診療し、問題を解決していく
・答えはいつも、自分ではなく相手のなかにあるからです。
第2章 すべては整理から始まる
・整理をおろそかにしたままの場合と、常にすっきりっした状態になっている状態
とでは、仕事の能率も精度も格段に違う。
・物事を整理しながらプライオリティをつける訓練を、日頃からぜひ
行っておきたいものです。
・これが経験値として身につけば、必ず仕事の精度が上がるはずですから。
第3章 レベル1「空間」の整理術―プライオリティをつける
・空間の整理の目的は、快適な仕事環境を作ること
・意識的に整理を重ねることで、すっきりさせた状態を保っている
・なぜそんなに徹底しているかといえば、結局それが仕事のうえでの、
あらゆるリスク回避につながるから。 ←これがかっこいい。
・整理がきちんとできれば、自分が把握していないものがいっさいない、
クリアな状態になる。
・整理することは仕事の精度アップに直結する
・デスク周りの最適環境をつくる
・モノの定位置を決めると、把握しやすくなる
・迷ったら、機能が似ているものを比較する
・一気に捨てるのが忍びないならば、いったんまとめて段ボール箱など
に入れておいてはどうでしょう。1ヶ月とか1年とか期限を決めて―
僕の経験からいえば、使うことはまずありません。
・バーチャル空間も、シンプル・イズ・ベスト
・PC上にもフリースペースをつくる
第4章 レベル2「情報」の整理術―独自の視点を導入する
第5章 レベル3「思考」の整理術―思考を情報化する
第6章 整理術は、新しいアイディアの扉を開く
整理の本ではないけれど、学生時代、この本のおかげで部屋やデスクトップが
綺麗になった。本当に感謝、感謝の本である。人生が変わった本だろうか?
佐藤可士和のグラフィックデザインはかっこいいし影響を受けた。また、
この人が影響を受けているディック・ブルーナ(ミッフィ書いていた人)にも
影響をうけることになった。オランダ、ユトレヒトにも行くことになった。
4・5・6章も大事なことは書いてあるけど個人的には3章までで十分である。
「空間」が整理されれば、「情報」も「思考」も整理しなきゃいけないような気分に
なってくる。きれい好きになると、どんどん伝染する。整理術おそるべし。
途中から方向転換して、読書日記、YouTubeアップのブログになった。
読書の内容を書くのは手間がかかるけど、しばらくこの感じで行こうかな。
「メンタルヘルスジャンル」関係ないな。
見てくれる人も結構いるみたいなので。うれしいこと。