佐藤可士和というグラフィックデザイナーが仕事術について書いた本である。

佐藤可士和は知らなくても、作品はみたことがあるのではないだろうか。

 

ステップワゴンのCMやスマップのCDジャケット、今治タオルのロゴなど

多岐にわたる。

 

第1章 問題解決のための“超”整理術

     ・一見アーティステックに自己表現をしているのではと思われがちですが、

      実はドクターのようにクライアントを診療し、問題を解決していく

     ・答えはいつも、自分ではなく相手のなかにあるからです。

第2章 すべては整理から始まる

     ・整理をおろそかにしたままの場合と、常にすっきりっした状態になっている状態

      とでは、仕事の能率も精度も格段に違う。

     ・物事を整理しながらプライオリティをつける訓練を、日頃からぜひ

       行っておきたいものです。

      ・これが経験値として身につけば、必ず仕事の精度が上がるはずですから。

第3章 レベル1「空間」の整理術―プライオリティをつける

     ・空間の整理の目的は、快適な仕事環境を作ること

      ・意識的に整理を重ねることで、すっきりさせた状態を保っている

      ・なぜそんなに徹底しているかといえば、結局それが仕事のうえでの、

      あらゆるリスク回避につながるから。     ←これがかっこいい。

     ・整理がきちんとできれば、自分が把握していないものがいっさいない、

      クリアな状態になる。

     ・整理することは仕事の精度アップに直結する 

           ・デスク周りの最適環境をつくる

        ・モノの定位置を決めると、把握しやすくなる

        ・迷ったら、機能が似ているものを比較する

        ・一気に捨てるのが忍びないならば、いったんまとめて段ボール箱など

         に入れておいてはどうでしょう。1ヶ月とか1年とか期限を決めて―

         僕の経験からいえば、使うことはまずありません。

           ・バーチャル空間も、シンプル・イズ・ベスト

        ・PC上にもフリースペースをつくる

第4章 レベル2「情報」の整理術―独自の視点を導入する

第5章 レベル3「思考」の整理術―思考を情報化する

第6章 整理術は、新しいアイディアの扉を開く

 

 

 

 

 

 

整理の本ではないけれど、学生時代、この本のおかげで部屋やデスクトップが

綺麗になった。本当に感謝、感謝の本である。人生が変わった本だろうか?

 

佐藤可士和のグラフィックデザインはかっこいいし影響を受けた。また、

この人が影響を受けているディック・ブルーナ(ミッフィ書いていた人)にも

影響をうけることになった。オランダ、ユトレヒトにも行くことになった。

 

4・5・6章も大事なことは書いてあるけど個人的には3章までで十分である。

「空間」が整理されれば、「情報」も「思考」も整理しなきゃいけないような気分に

なってくる。きれい好きになると、どんどん伝染する。整理術おそるべし。

 

 

途中から方向転換して、読書日記、YouTubeアップのブログになった。

読書の内容を書くのは手間がかかるけど、しばらくこの感じで行こうかな。

「メンタルヘルスジャンル」関係ないな。

 

 

見てくれる人も結構いるみたいなので。うれしいこと。