いよいよ夏本番です。今年は梅雨にあまり雨が降らなかったので、、冬の乾燥した冷たい北風で薪も乾燥していると思いますが、確認をしてみました。
結果は、先ほど3本を計測してみましたが、思ったほど乾燥はしていませんでした。
以下がその3本です。すべて楢です。
左から、直径10cmの割っていない<A>、真ん中は小割(6cm)<B>、右端は中割(8cm)<C>の薪です。
Aは東向きの庭の薪棚、Bは家の東側の軒下、Cは家の西側の軒下においてあります。
テーブル右にあるのは、上の黒いが MORSOの含水率計、下の白いのが20Kgまで10g単位で計れるはかりです。
重量の変化
<A> <B> <C>
2/2 3.32Kg 1.47Kg 2.70Kg
3/2 3.29Kg 1.43Kg 2.40kg
7/15 2.94Kg 1.33Kg 2.14Kg
7/15での対2/2乾燥比率(重量比率)
88.6% 90.5% 79.3%
<Apple to Apple ではありませんが、これが去年は3月末100%に対し7月末には70%でした>
含水量のチェック(7月15日現在)
3本を割って計測しました。
<A> <B> <C>
両端 18% 12% 18%
中心 28% 16% 24%
<やはり割っていないまきの乾きが悪いようです。小割のBはもう燃やせそうです。Cより大割の12cmのものでもCとほぼ同じでした>
ご参考に。庭に作った2列の薪棚。南北においてあり、東側の前面に午前中日が当たり、後ろの西側の列は午後から日が当たりますが、夏は木が茂って日当たりは良くありません。
いつも原木を分けていただいている方曰く、
『木(広葉樹)を切るのは葉が落ちて水を根から吸わなくなってから(虫が入らない・水分量が少ない)、スライスした原木はまだ生のときに大割して乾燥させ(割りやすい・乾燥が進む)、夏を過ぎてから必要に応じて中割・小割にすれば良い。』