当社の主力事業は「リネンサプライ」ですが、そもそもこの単語はあまり耳にすることがないと思います。どういう仕事なのでしょうか?

 

クリーニング業法では「繊維製品を使用させるために貸与し、その使用済み後はこれを回収して洗たくし、さらにこれを貸与することを繰り返して行うこと」と定められています。

つまり、繊維リース業であり、クリーニング業であり、集配業である複合サービス事業と言えます。

 

もともとリネンサプライは19世紀末のアメリカが発祥と言われています。レストランで使用するテーブルクロスやナフキンは汚れやすく、洗濯も大変だったことから、業者がそれらの繊維製品を大量に購入して、クリーニングサービス付きで貸与を始めたそうです。

 
その当時テーブルクロスは麻製が主であったたため、「Linen = 麻」と「Supply = 供給」をあわせてリネンサプライという単語ができました。

 

 
今日では麻よりも洗濯しやすく、コストメリットの高い綿や化学繊維を使った商品がリネンサプライの主流となっています。また、レストランのみならず、繊維製品を多用するホテルや病院、工場などさまざまな場所でリネンサプライサービスは使われています。