こんばんは!店長のウチイケです。
本日も寒い一日でしたね。
まだまだ、明日からも寒くなるとのことですが。。。
寒さを吹き飛ばすくらい 元気よくいってみましょう!
さて、これから数回にかけて、カーペットの清掃方法を
取り上げてみます。
よくお問い合わせで、
「カーペット清掃を初めてするんですが
清掃方法を教えて!」
なる、ご質問を頂きますので
なるだけ分かり易く書いていきます。
ここで対象としている方は、
・これからカーペット清掃を仕事として始めたい方、
・今までカーペット清掃をしているが基本を勉強したい方、
・プロではない施設スタッフの方が、自前でカーペット清掃を
行いたいとお考えの方です。
それではまず導入として
■カーペット清掃予備知識編
①カーペットと汚れの関係 (カーペットの特性は?)
②カーペットの汚れの分類 (付着する汚れの特性は?)
③カーペットの汚れる場所 (汚れるのはどこから?)
を解説していきます。
①カーペットと汚れの関係 (カーペットの特性は?)
カーペットは、1m2当たり、最大5kgの土砂が入っても、
パイルの中に土砂を隠して汚れていないように見える構造。
よって、靴底についたりして運ばれた土砂などの汚れは、
ダストスポットに入り込んで表面には見えません。
※ダストスポット:パイルの間にある汚れを蓄積する場所
『カーペットパイルの拡大写真』
カーペットパイル素材自体も乱反射を起こすような構造の為、
汚れが見えにくく、また汚れが絡みやすくなっています。
②カーペットの汚れの分類 (付着する汚れの特性は?)
汚れの約80%がバキューム作業で除去できます。
カーペットにおける汚れの80%(重量比)は、乾いた土砂等の
ホコリです。よって、ドライバキュームで除去可能です。
しかし、ポット型の掃除機では、パイルの間(ダストスポット)に
入り込んだ汚れを、かき出し切れません。
その為、回転ブラシ付きのカーペット用掃除機が必要です。
回収能力の差 2-3倍違います。
先端に回転ブラシがついた掃除機
(出展 ディバーシー)