昨日読み終えたプリンセストヨトミ
アマプラに入ってたー!
ということで
さっそく見てみました!
予想通り
だいぶ話の内容は変わっていました
原作は500ページを超える長編
色々色々な経緯やら
人物設定やら
全部詰め込むのは
2時間ではとても無理なので
映画版の作者の人たちは
なんとか辻褄を合わせるために
設定を変えたり
中井貴一さんや
堤真一さんに
色々説明の長台詞を語ってもらったりと
試行錯誤がたくさん感じられました
映画的には
街から人がいなくなる!
というのが目玉でした
映像としては
面白かったけれど
それだと
じゃあまだ事情を知らない子どもたちとか
どうなるの?
とか
それこそ旅行者とかは?
とかとか
原作者が
丁寧に矛盾なきように
作り込んでいた部分は
バッサリ切られていました😅
*
映画ならではの面白かったところは
2011年当時関西テレビの顔だった
ヤマヒロさんの存在!
大阪国の男の人として
ひょうたんが女性アナウンサーによって
さりげなく置かれた拍子に
すぐ行動!というのが
とてもよかったです
この辺は
原作の雰囲気をよく表していたかも!
あと
茶子と大輔の配役が
めちゃくちゃよかったです!
2人とも
小説で読むより
さらにリアルに中学生な感じで
実年齢にあった子役と俳優の中間のような2人でした
男の子のセーラー服姿も
とても納得できました
森永悠希さん
今はとてもいい俳優さんに成長されてますよね
茶子役の女の子が
それはそれは雰囲気のある
イメージ通りの存在でびっくりしました
もう引退されているようで残念ですが
それがまた
あの時だけの姿という感じで
貴重に思います
10代の頃の内田有紀さんを思い出した
*
それにしても
小説の映像化作品は
見た方がいいものかどうか本当に迷います
自分のイメージしていたものが
強烈な視覚情報によって上書きされてしまう
それがもったいなくて
今回も
大阪国議事堂やそこに続く長い道
私のイメージでは
もっと暗くて古くて洞窟のような
どちらかと言えば上橋菜穂子さんの作品に出てくるような
そんなイメージでした
映画の方はと言えば
めちゃくちゃきらびやかで
そして新しい!💦
電気もふんだんに使われていて
ちょっと違うと思いつつも
あの長い距離に敷かれた豪華な赤絨毯が
一気に目と頭に入ってきてしまいました
なんとも悩ましいことです
*
とは言え
小説、映画と
物語の世界にどっぷり浸かった
幸せな時間となりました😊