久子には弟二人、妹二人が居ます。
亡くなった兄弟が二人。
存命なら6人兄妹の長女が久子でした。
久子は子分の様に弟を従えて学校の行き帰りを降っても照っても短くて30分以上の山道を歩いておりました。
長靴を足の部分だけ切った様な短靴を暑くても寒くても履いて。
色が黒しかなかったので、夏は暑い❗️冬は寒い❗️梅雨時には足は水でシワシワに。
勢い良く走ると指先が靴を破り飛び出してしまう。
破れた事より、親に叱られてしまう❗️と帰宅するのが気が重かった久子でした。
通学路には、おやつが沢山有ります。
藪イチゴ、山栗、アケビ、時々よその畑の作物。
極め付きは蛇が、おやつに変身するのです。
弟と帰る山道には蛇が出てきます、普通の女の子なら、キャーとか叫んで逃げるのでしょうが、久子は違ったのです。
弟との共同作業開始⤴️二人で捕まえた蛇を木の枝に挟んで意気揚々と帰宅すると、父が即解体して干します。
カラカラに干された蛇を甘辛い醤油味で炙って食べると、さきイカの様に美味い❗️
今は食べれませんが、生臭くて。
当時は美味かった~❗️
夏休みには田圃の水を貯める溜め池が子供達の遊び場。
大きな胡瓜の種を出して味噌を入れて紐で結んで持っていきます。
笹竹の葉っぱに梅干を包んだのも持っていきます。
お腹が空いたら胡瓜を食べた、喉が乾いたら湧き水を梅干を舐めながら飲む。
唇が紫に成るまで水の中に居て年上のお兄さん、お姉さん達に叱られては水から上り、お日様に当たり身体を暖めては又入る。
兎に角楽しかったですね。
明日は久子の人生のターニングポイントを書きたいと思います。
今夜は此処でどんどはれ🤗