中学生の頃、作家になりたいって思いました
本を読むのが好きだったし、文章からイメージする世界観の中に浸るのが好きでした
自分でも文章を書き始め、分からない言葉はすぐ辞書を引き、使い方を調べ、
とにかく、自分のイメージを文章化する練習を重ねました
濡羽色とか、和名の色辞典なんかを買って、イメージを膨らませたり、知りたい事をテーマに扱った小説を読み込んだり
目にした時、漢字の方がイメージ通りなのか、ひらがなの方がいいのか。
表現する言い方は他にないのか、見た目は美しいか。
(個人的な感覚で、見た時美しい文章があるって思って、それを意識してた頃がありました笑。出来てるかどうかは、あくまで別です笑)
感じた事を、感じたまま文章にする。
言葉だけで世界観を作る。
私が憧れて、目指した世界。
ずっと書き続けてきて、ある日気がつきました。
私には、書く事はできても、
物語を生み出す才能がない事。
パロディのようなものなら、いくらでも書ける。
すでに産み落とされた物語の、派生ならば。
でも、新たな物語をいくつも生み出す事は出来ない。
私が小説家という種類の作家になる事は、断念した時でした。
それでも、書く事はやめられませんでした
物語は生み出せずとも、書く事……文章で構成された世界の中では、イメージが全て。
そのイメージをそのまま文章にする事が出来れば、自分の世界をもう一つ持ったような感じで。
自分のためだけに文章を書き続けて、30年近くになります
好きなことだから、ずっと続けてきたこと。
昨年からブログを書き始め、やっぱり私は書くことが好きだなぁって、改めて思いました
書くだけでなく、文字を見るのが好き。
文字から喚起されるイメージ、文章だから作られる固有の世界観。
私にとって、書く=文章は、特別なものです
ブログを書き始めて、感覚をそのまま文章化してきた事を活かすことが出来て。
感覚を大事にしてきたからこそ、スピの世界にも繋がる事が出来て。
今歩いてる道に続いてきたんだなぁ……って、最近思います
今日も読んで頂き、本当にありがとうございます
今日のハグマイセルフ
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