こんばんは、SALAです
今日もブログを読んで頂き、ありがとうございます
前回、桜木町駅前で倒れた日の続きを話させて下さい
バス停のベンチに何とか、周りの方々に助けて頂いて移動した私です
「さっきより良くなったけど、まだ顔色よくないね。救急車呼びましょうか?」
「いえ!いつも病院に着くともう落ち着いてしまってるので
あと少しで回復します
」
「自分ではそう言うんだけどねぇ。あなた、遠慮しちゃダメよ!こういう時は人に甘えなさい!」
一番心配してくれてる方が、私の頭を固いベンチにつかないよう支えて下さっていて、御自分のタオルで、私の顔の汗を拭っていてくれました。
冷たくなった手をずっとさすってくれている方もいました。
それを見た通りがかりの方が、
「これ、古いけどカイロ、使って。僕はもう行くけど」
と、カイロを下さる。
肩を貸してくださった方もまだ様子を見ていてくれていました。
そうか……、こういう時は無理しないで他人に甘えてもいいのか………
救急搬送は避けたいけれど、この見ず知らずの方々は、このコロナ禍の中、マスクを取った私に、こんなに接近して、心配して、介抱してくれている。
なんて愛に溢れているんだろう………
「ごめんさない、救急車呼びました」
「そうよ、私たちもこのままじゃ行けないもの、それがいいわよ」
呼ばれちゃった…………
皆さん、救急車が到着して、私が担架に載せられ、乗車するまで、見届けてくれました
「お忙しい中、皆さん、本当にありがとうございました!」
心からお礼を言って、救急車内
搬送されるまでに、救急隊員の方と話す機会があります
時々倒れる事があるという事、持病はない事、これまでも救急搬送されてきたけど、何の異常も常にない事、いつも倒れてもそのまま10分位すると、回復することをお伝えしました
隊員Aさん「外傷、ありません」
(不思議な事に、しゃがむのが間に合わず倒れても、怪我をした事は一度もありません)
隊員Bさん「これまで何回位倒れましたか?10回はいってないですよね?」
「10回はいってないと思います……」
隊員Bさん「その度に救急車を?」
「周りの方が驚かれて呼んでしまうので……でも、着いたらもう回復してるし、検査しても何も異常は見つからないんです
」
隊員Bさん「いつも倒れるのは、密な地下とか、人混みだとの事ですが、今日は倒れる前、何をしてたんですか?」
「大道芸を見ていて………」
隊員Bさん「どれ位いましたか?」
「15分か20分位だと思います」
隊員Bさん「今日はこれからどこへ?」
「友達のところへ行こうと……」
隊員Bさん「連絡しましたか?」
「着いたら連絡するねと言ったので大丈夫です」
隊員Bさん「今してもいいですよ」
「いえ、落ち着いてからで大丈夫です」
(私にはこの時連絡出来ない理由があったのですが、それは別記事にアップさせて下さい)
救急車内で出来る一通りの検査を終えました。
隊員Aさん「全て異常なしです」
隊員Bさん「………
確かに大丈夫そうですね御自分的にはどうですか?」
「大丈夫です随分よくなってきました」
搬送辞退の書類にサインして、救急車を降りてすぐまた倒れないよう、念のため、それから5分程休ませてもらいました。
隊員Bさん「今日は大丈夫そうですが、もし次にまたあった時、胸が苦しいとか、頭が痛いとか、いつもとは違う何かがあったら病院へ行って下さいね。
今日はあまり密なところへは行かないようにして下さい。また何かあったら、呼んでくれていいので」
今滅茶苦茶忙しい筈の救急隊の方々も、愛に溢れていました
心からお礼を申し上げて、救急車を降りました。
倒れると、いつも必ず誰かが助けてくれます
見ず知らずの方々。
後からお礼に行くことも出来ないのに、みんな、その場で出来る限りの事をしてくれます
救急車を降りた私のバックの中に、知らない誰かが入れて下さったスポーツドリンクが2本入っていました
倒れる前はいつも、「ああまた倒れてしまう、また人に迷惑かけてしまう」と嫌な焦りを感じます
でも、倒れた後はいつも、他人の優しさに驚き、その暖かさに感謝します
今回は特に、暖かさに満ちてました
「自分でどうにもならない時は、誰かに助けてもらっていいんだよ」
っていうメッセージをもらった感じがします
あの時私を助けて下さった方々、救急隊の方々、本当に本当にありがとうございました
休日の桜木町駅前は、愛で溢れていました
他人の優しさと愛を忘れないよう、私は時々倒れてしまうのかもしれません
今日もここまで読んで頂き、ありがとうございました