理想郷を皆んなに届けることができてから


1年経って


色んなことを思い出したり


感じたから、


少し皆んなに話せたらと思い


久し振りにブログを書いています


理想郷について


紆余曲折あってリリースができなかった大切な楽曲


この曲を書いたのは、Seasonal Windを発表して間もない頃


IZABEL VAROSAの世界観をまだ皆んなで模索している中で


僕の当時の解釈で


もっと深い世界観を追求できたら


自分の心の中の


優しさだけじゃなくて、切なさだけじゃなくて


哀しみや、絶望感


でも、その中にもある光


そんな想いを抱きながら書いていきました


1st Maxi single  の、


その後のシングルで


発表出来たら


個人的にはそんな想いもあったけれど


当時あったデモ曲達の中でも1番世界観が表現出来ていること


始まりにして集大成が見えた楽曲と


メンバーみんなに聴いてもらった時に、

リリースするには早過ぎるという判断になり


発表することは見送り


IZABEL VAROSAの始まりにして


温めることとなった楽曲でした


Seasonal Windを発表したばかりの僕は、


僕の中でもっと深いIZABEL VAROSAの世界観を打ち出していきたい


早く世界観を、楽曲を通して確立させたかったという想いもあって


とても沢山の曲を書いたけれど


この曲が僕に光をくれた


今思えば、


この楽曲があったから、この楽曲が軸となって


後の、


氷上の美学


月光


Juliet


のメロディー、世界観を書くことができたのかもしれないと感じています


そして、


月光を発表し終えた頃


僕は、楽曲制作の中で


少しのスランプに陥ってしまい


色んな感情や環境の波に揉まれて


楽曲制作はするものの


自分から出てくるメロディー全てが気に入らない


制作に取りかかっても悩み


手が止まってしまう


次のsingleリリースの日に向けて


僕の曲で打ち出そうと決まり


悩んでいた矢先に


書きかけていたJulietのデモを


メンバー、そして、KAMIJOさんに聴いてもらい


その時、みんなに救ってもらって


色んな想いの中で


Juliet


を完成させることができました


思い返すと

制作の中で個人的な感情、環境面のところでもJulietの制作が1


大変なものだったのを覚えています


そして、そのJulietを発表した頃、


このタイミングでいよいよ理想郷を発表するべきと


そこから


発表することはできなくて


皆んなに披露できたのは解散ライブの一度きり


完成した状態では届けられないでいた楽曲でした


それから15年、


人生色んな事が起こる中で


僕が奇跡的にまだギターを弾いていて


HIKARUが奇跡的に歌を歌って


奇跡的に一緒に形にすることができて


そして、


奇跡的にみんなに聴いて貰えて


そんな奇跡が重なって


今回、僕達の15年間心に留めておいたものが


公開できて


本当に嬉しかったし


そして、皆んなから沢山の言葉をもらえて


本当に、


全てに感謝しかないです


受け止めてくれた皆んな、


本当に、ありがとう。


そして、


今日は9.3


これからも、僕達にしか出来ないことを僅かでも形にしていけたらと思っています