ツイン女性の多くが、「自分はマイノリティ(少数派)だ。」と思っているんじゃないだろうか。
何を隠そう私もマイノリティ側の人間だ。
1ヶ月くらい前、GACKTさんの出してる動画『ぶった斬りのGACKT!オマエのオノロケ聞いてヤリ魔SHOW!!』って番組でマイノリティの話が出てきて、「私はずっとマイノリティ側だった…」と思い出した。
マイノリティ(minority)=少数派
単語のなかに含まれる「minor(マイナー)」という言葉には、「あまり重要ではない」「たいしたことがない」という意味があるそう。
マジョリティ(majority)=多数派
単語の中に含まれる「major(メジャー)」の言葉の意味は「主要な」「より重要な」で、民主主義の社会では多数派の意見が重要視されやすい。
マイノリティという言葉を知るより前の子供の頃から、孤立しやすい人間だった。
幸い周りの人達が優しかったので滅多にイジメにはならなかったけど、それでも彼らが「私たちとは違う」と感じてるのが分かった。
まるでB型の血液の中に入ってしまったA型の一滴の血のように、ただ『違う』と感じているのだ。
私は大人し目の性格だったので周りに迷惑をかけないように空気になろうとしていたが、何かを選ぶ時や趣味の話で度々同級生との“ズレ”を感じていた。
分かりやすいもので言うと、高校生なら一度は通るルーズソックス、ピアス、茶髪への興味がほとんどないとか。
お金が無いからルーズソックス買えなかった、金属アレルギー持ちだからピアス出来ない、肌が弱いから染剤痛い…などの理由はちゃんとあるんだけど。
例えば、ある日はマジョリティ側になったことがあり次の日はマイノリティ側になった…とかそんな事ではない。
ただ普通に生きてるだけなのに何かとマイノリティ側を選んでしまう。
しかも、別にカッコつけてわざとマイノリティ側を選んでいるわけではないので、治しようがなく余計タチが悪い。
一応みんなの真似をしようとしてみるんだけど慣れてないから変な事になるし、周りも私が無理してるの分かってるから余計気まずい
高校までは虐めてくる人も居たから辛い時もあったけど、大人になったらそういう事をしてくる人はほとんど居ないので、目立とうとしなければ比較的生きるのは難しくない。
スピリチュアルに目覚めてからも、結局一人で新しいことをやり始めることが多かった。
時々女性同士で2~3人で組んで活動してる人を見ると「いいなぁ」と思ったりはするけど、私がメンバーを探そうとするとなかなか上手くいかなくて。
私がしょっちゅう引っ越してるのもあるだろうけど。
まぁそんなわけで、マイノリティ側の人間であることを受け入れて生きていくしかないなぁと思っている。
8月20日に正式リリースとなった、米津玄師さんの「がらくた」という曲があるんだけど。
その歌詞にこんな言葉が出てくる。
30人いれば一人はいるマイノリティ
いつもあなたがその一人
僕で二人
なんだか、私がそうなのがバレた様な気がしてドキッとしたよね。
そして、なんて人たらしな人なんだと思ったよね(笑)
「こんなん惚れてまうやろー!」みたいな。
米津玄師さんの生い立ちは一応調べて知ってるから、この言葉がカッコつけでは無いことは分かってる。
別に、手をガシッと繋いで力強く握手したわけではないけど、気がついたら隣に座ってくれてた…みたいな彼の優しさが好きだな、と思った。