今日、歯石を取ってもらうために歯医者に行きました。


引っ越した先で新しい病院や医院を探すのってけっこうハードルが高い。


そして仕事もまぁまぁ忙しくて今までは行く体力もなかった。


といった理由で一年以上歯医者には行ってなかった。


とはいえ電動歯ブラシと普通の歯ブラシ、それから週一回のステインクリア用の歯磨き粉も使ってたので、そこまで酷いことになっているとは思ってなかった。


歯石の方はまぁ予想通りくらい、取るのは痛かったけど前回もこんなもんだったしね…という感じだった。


前歯の方に小さい虫歯はあったけど、多分治療すればすぐ治るだろう…みたいな。


問題は、1番奥の歯の、歯ブラシが届きにくいところにしっかり虫歯が出来ていたこと。


親知らずは抜いてしまったから、奥歯は大事にしないといけなかったはずなのに。


お父さんは部分入れ歯だったりなんだりで未だに定期的に歯医者に通ってるけど、歳も歳なので限界があったり。


私はそうなりたくなくてそれなりに頑張ってたんだけど…


やっぱり歯医者は行かなきゃ駄目だよねゲロー


しかも今日行ったところは特殊なカメラで写真撮影するようで、タブレットに綺麗に、歯並びの悪い私の歯が表示されてました。


しかも拡大表示も出来る…。


「先生!恥ずかしいので辞めてください!笑い泣き」とも言えず…。


なんかそっちの方が精神的ダメージ大きかった(笑)











言い訳をさせてもらえるなら…


物心ついた時に親に「私も歯列矯正したい」って言おうとした。


でもその言葉を言う寸前に「白桜ちゃんが大きくなったら、もっと安く歯列矯正出来るようになってるよ」と言われてしまった。


そう。我が家は自他ともに認める低所得層だったのだ。


毎月お父さんが今月の給料の金額を発表する我が家では、とてもじゃないけど歯列矯正したいと言い出せなかった。


社会人になってからも手取り16~20万くらいの時期が長く続いていて、バカ真面目に生命保険や任意の自動車保険やらに入っていたし、国保も年金も自腹だったので貯金すら出来ない状況。


国民健康保険代は払ってるのに風邪をひいた時の診察料が払えないと心配するような生活をしていた。


なので歯医者も行かないといけないのは分かっていたけど、歯が痛くなってからしか行けなかった。


30歳くらいの時に「最近は上の歯だけの矯正も出来るらしいよ」とパートさんから聞いて歯医者さんに相談してみたら、「いや、あなたは上下同時にやらないと無理だね」と言われ撃沈。(歯列矯正で総額50万超えるの確定)


ようやく最近になって、3Dプリンターで作るマウスピースでの歯列矯正が出来そうなら安く済む可能性も出てきた。


最近は派遣で働いてるから社会保険料・厚生年金を引いた手取りで20万以上あるので貯金もできている。


なのでお金に余裕が出来た時点でさっさと行けば良かったと思った。











今の若い人は当たり前に歯列矯正しているようだけど、そのお金は誰が出したのか分かっているんだろうか?


親が子の将来のためを思って、高い治療代を払っていることもきっと「みんなやってるんだから私の親も払って当たり前」とか思ってるんじゃないかな。


それが親の愛だったと気づくのはきっと、自分が払う番になってからなんだろうな。