目黒駅から、杉野学園衣裳博物館へ。


右手の金網に近づいて、説明板見たら
水戸光圀の命により鋳造された塔とありました。
この塔は、高橋是清が赤坂の自邸に移し
息子高橋是賢が目黒夕陽ヶ丘に移して愛好し
その後杉野学園が譲り受けた文化財です。

目黒区出身だけど
夕陽ヶ丘という地名、初めて知りました。
広重の錦絵に、目黒太鼓橋夕日の岡や
東都目黒夕日か岡があるから
昔この辺り、夕陽ヶ丘だったのか。



衣裳博物館は、興味深く充実しています。
まず、洋服のデザインに魅せられるし
イギリス フランスの古いドレスや
日本古来の豪華な衣裳の展示もあります。

着物が当たり前だった当時は
洋装で登校するよう言われても
街を歩くのが恥ずかしくて
生徒は学園までタクシーで来たとか。
 
ー心にとまった言葉ー
デザインは生きているのです。
生きているというのは
時間の流れの上で
美しく花をほころばせ
いつしか散っていくことです。
モードは、そうした時間の流れのうえに
おこるさざなみのようなものです。
「モードは早く死なねばならない。
そうしなければ、次のモードを生まないから」
はかない運命にあるのです。
「モードは死んだときに
明日のモードのための遺産になる」

妙に、納得。



 白金台駅から、東大医科研 近代医科学記念館へ。

広くないスペースの展示ですが 
内容濃く見応えありました。






北里柴三郎記念博物館も

この近くの北里大学だから、今度行ってみたい。